往年の中森明菜ファンにとって、彼女の動向を知る上で朗報となっただろう。4月3日に中森の公式YouTubeチャンネルで公開された動画『【公式】中森明菜「TATTOO-JAZZ-」』。1988年にリリースされた「TATTOO」をJAZZアレンジでセルフカバーしており、マイクの前に立つ中森がリズムに合わせて歌い上げる様子が収められている。
中森明菜の“大ファン”を公言する女性芸人
中森がはつらつと歌唱する姿に、ファンからは《全然変わらない美しさ》《元気そうで安心した》といった声が続出。一方ネット上には、中森の名前とともに“ある女性芸人”の名前が挙げられる状況に……。
《動画をパっと見た時に椿鬼奴かと思った》
《顔もそうだけど声も鬼奴みたい》
《現在の中森明菜、鬼奴に似てると思って調べたら他にも同じこと言ってる人多かった》
《ウソだろと思って見てみたら、ほんとに鬼奴だった》
「中森が体調不良を理由に音楽活動の無期限休止を発表したのは2010年のこと。一方で中森の“大ファン”を公言する椿鬼奴は、中森のものまねで人気を博した経緯があります。若い世代は、中森のことを鬼奴のものまねから知ったという人が多いかもしれません。確かに今回の動画では中森のメイクや顔の輪郭、歌い声が鬼奴とそっくり。ただ中森の印象が以前と変わったというわけではないので、鬼奴のものまねがいかにレベルが高いか改めて証明されましたね」(芸能ライター)
少女のような“あどけなさ”を見せた明菜
思わぬところで鬼奴の評価が高まったが、いずれにせよ中森が元気な姿を見せたことは事実。「TATTOO-JAZZ-」の動画ラストでは笑顔でWピースを披露しており、少女のような“あどけなさ”も見ることができる。
2010年の活動休止以降、中森が公に姿を見せた回数は極めて少ない。2014年放送の『第65回NHK紅白歌合戦』に企画ゲストとして出演し、2016年と2017年にはディナーショーを開催。体調回復に専念しているとはいえ露出がほとんどなく、80年代・90年代に絶大な人気を誇った歌姫の近況を気にかけていたファンは多いはずだ。
「一時は消息不明とまで伝えられていましたが、中森は2022年に個人事務所を設立。その後もXやYouTubeチャンネルの開設と立て続けに大きな動きを見せています。そもそも彼女が個人事務所を立ち上げたのも、再始動に備えてのこと。セルフカバー最新動画は今後も更新されるので、ファンには必見ではないでしょうか」(前出・芸能ライター)
2024年は中森の復活イヤーとなるのか。歌姫の動向から今後も目が離せない。