絶品!グルメ缶詰

 家にストックしておくと何かと助かる、ツナ缶やサバ缶などの缶詰。非常食としても再注目されているが、ここ数年、メーカーのこだわりが詰まった商品も続々と登場しているそう。

贈り物にもぴったりな缶詰

「缶詰で本格的なご当地グルメを堪能できる『進化系缶詰』も誕生し、ここ数年で種類は格段に増えている印象です。最近は味もかなり進化していて、ギフトの新定番としても注目されていますよ

 と話すのは、缶詰博士として活動する黒川勇人さん。

贈り物としても人気の高い、いわゆる高級缶詰の魅力のひとつは、保存が利くことです。生のフルーツやケーキもうれしいですが、缶詰は日持ちするので、ハレの日まで保管しておける。

 また、原材料が高価なのはもちろん、食材のカットが大きめなものが多く、より贅沢感が味わえるところも人気の理由です」

 そんな缶詰博士の黒川さんが厳選した、リッチなグルメ缶詰をご紹介! 母の日や誕生日におねだりするのもアリかも♪

※写真はイメージです

グルメ缶詰【肉部門】

高級缶詰初心者さんにおすすめ!

K&K缶つま極 松阪牛大和煮/国分グループ本社株式会社 5400円

 A-5ランク松阪牛使用。味つけが濃くなく、上品なすき焼きのよう

K&K缶つま極松阪牛大和煮/国分グループ本社株式会社5400円、湯せんして食べてもおいしい。お皿に盛れば、まるで老舗料亭のよう。ご飯のお供にも最適

 三重ブランド認定の松阪牛の中でも最高ランク『A-5』級のみを肉厚にカットして、しょうゆと砂糖などで味つけした、牛大和煮の缶詰。

 「K &K缶つま極」シリーズは、お酒に合う肴を缶詰にしたこだわりのおつまみの意味で、高級缶詰ブームの火付け役的な商品。安心のネームバリューで、高級缶詰初心者さんにもおすすめ!

神戸牛カレー/神戸元町辰屋、3456円(1個あたり420g、2食分)

 大きめカットの牛肉ゴロゴロ。カレーソースにも神戸牛の脂のうまみがたっぷり!

神戸牛カレー/神戸元町辰屋、3456円(1個あたり420g、2食分)

 西洋風にアレンジされた英国のカレーで、日本人になじみのある味わい。神戸牛のみを使用していて、お肉がゴロゴロ入っており食べ応えバツグン。

グルメ缶詰【海鮮部門】

 1万円をゆうに超えてくる絶品!

魚政 松葉ガニ/カンナチュール、17064円

 むちむちした食感で、噛むとうまみを含んだカニのエキスが湧き出てくる!

魚政松葉ガニ/カンナチュール、17064円 ※画像をクリックするとAmazonの商品ページにジャンプします。

 京都府京丹後市にある名物魚介専門店「海鮮の匠 魚政」の絶品「松葉ガニ」を1匹丸ごと閉じ込めた、超贅沢な1缶。開けると、上品なごま油の香りが漂う。

百年鰻 秘伝のアヒージョ/カンナチュール、3456円

 白焼きうなぎを和風アヒージョで味つけ。脂が乗った皮の濃厚さに実サンショウが合う

百年鰻秘伝のアヒージョ/カンナチュール、3456円 ※画像をクリックするとAmazonの商品ページにジャンプします。

 109年の歴史を持つ老舗うなぎ屋「うなぎのじん田」の秘伝の味と技が詰め込まれた白焼きうなぎを、アヒージョに。日本酒はもちろん、洋酒との相性も良い。

K&K缶つま極 三重県産あわび水煮
/国分グループ本社株式会社、16200円

 海女さんが素潜りで捕ったあわびを使用。弾力がありつつもさっくり切れる絶妙な歯応え

K&K缶つま極三重県産あわび水煮/国分グループ本社株式会社、16200円

 あわびのうまみを引き出すよう煮込み、慎重にスライスをして缶詰にしたこだわりの逸品。磯の風景が目に浮かぶような香りとふくよかな甘みが楽しめる。

華爛/株式会社プローバ 山陰浜田 極味、12000円

 頭は唐辛子オイル、腹は塩、尾はしょうゆと、味つけを変えた3缶セット。パッケージも豪華!

華爛/株式会社プローバ山陰浜田極味、12000円

 島根県の浜田漁港で水揚げされる「のどぐろ」は、海中深くで成長するため良質な脂が豊富。そんなのどぐろ一尾を3分割し、部位の特徴に合わせ3種の味つけに仕上げたセット缶詰。ふるさと納税の返礼品にもなっている。

※「K&K缶つま極 松阪牛大和煮」、「K&K缶つま極 三重県産あわび水煮」は、国分グループの公式オンラインストア「ROJI日本橋 ONLINE STORE」で購入可能
※「華爛」は、公式オンラインストア「山陰浜田 極味」で購入可能
※商品の税込み価格は編集部調べ(2024年4月現在)
黒川勇人さん●「缶詰博士」(公益社団法人日本缶詰協会公認)としてテレビ、ラジオ、雑誌などさまざまなメディアで缶詰の魅力について発信。現在までに日本を含め世界53か国、2万缶以上の缶詰を実食している。

教えてくれたのは……黒川勇人さん●「缶詰博士」(公益社団法人日本缶詰協会公認)としてテレビ、ラジオ、雑誌などさまざまなメディアで缶詰の魅力について発信。現在までに日本を含め世界53か国、2万缶以上の缶詰を実食している。


取材・文/冨田ひろみ