7人のメインダンサー&2人のバックボーカルからなる、9人組グループの、超特急。結成12年、'22年に新メンバー4人(シューヤ、マサヒロ、アロハ、ハル)を迎え、さらなる進化が加速中だ。個性あふれる素顔から、4月17日に発売される1st EP『Just like 超特急』の裏話まで、大騒ぎ座談会スタート!
進化した超特急、大騒ぎ座談会
――では順番に、隣に座っているメンバーの紹介を。
タカシ シューヤは、チャラチャラハイトーンボーカル。ハイトーン(高い声)が大きな特長で、あとチャラチャラ担当なので(笑)。あくまでキャラクターとしてですけど。
シューヤ リョウガくんは、メンバーで一番、花粉に弱いですね。
リョウガ もっとあるだろ!
シューヤ えっと……。
タカシ めっちゃ探してる(笑)。
シューヤ 俯瞰で見られるリーダー。“ついてこい”というリーダーが多いけど、リョウガくんは冷静にみんなを見てくれる。今まで出会ったことがない人です。
リョウガ リョウガ的に見たハルは、顔面がマンガのような美しさで人工的な黄金比。
ハル え!? 天然ですよー!
カイ 人工的とかいうと誤解を生むから(笑)。
リョウガ で、最年少で子どもっぽいところもあるけど、意外と声が渋かったり、黙ってたらクールだったり、ギャップがある。無限の可能性を秘めてます。
ハル マサヒロは集団でいるときはすごく静かだけど、ひとりのときはめっちゃしゃべる。
タクヤ ひとりのときしゃべってたら、ヤバいヤツじゃん(笑)。
ハル あ、少人数のとき(笑)。そういうときは率先して話すという可愛らしさがあります。でもダンスはすごいセンスと実力。
マサヒロ 僕から見たタクヤくんは、誰もがあこがれるお目目。そしてキュンとくるやさしさ、オシャレ番長。これですね!
タクヤ ありがとう(笑)。アロハは真っすぐ担当なんですけど、本当に曲がらない信念を持っている。自分に正直だしまじめだし謙虚だし。カッコいい男です。
アロハ 僕は、ユーキくんは世界イチ赤が似合う男だと思ってて。根性やパフォーマンスに人とは違う熱さがある。全力の赤です。
ユーキ カイは、おてんば。
8人 お、おてんば!?(と大ウケ)
ユーキ おてんばすぎるしっかり者でございます(笑)。普段は突拍子もない行動をしたりするけど、締めるときはギュッと締める。大事な場面でしっかりした振る舞いをする人です。
カイ (胸を張って)僕がみんなをシメてるんで!
リョウガ 物理的に!
タクヤ 誤解を生むぞ(笑)。
カイ リョウガは本当にシメまくってるから!
リョウガ 今朝も。見えないところがアザだらけ……。
カイ 冗談ですから(笑)。タカシはしっかりしてると思われてますが、実はしっかりしてない。
ユーキ え、悪口!?(8人爆笑)
カイ 天然で愛すべき部分が多いっていう意味で。話すと空気がやわらかくなるような雰囲気を持っていて、可愛らしいです。
(タカシ、ニコッとピース)
――“超特急らしさ”とは?
リョウガ 何事にも全力&ファンの方々=8号車との一体感。
ハル うん、何事にも全力。真面目なことはもちろん、ふざけるときも全力で、常に100%。
シューヤ 僕も面白いことを全力で振り切ってやるところだな。
ユーキ 難しい振りを一緒に踊ってくれたり誰もが参加できるライブに、らしさを感じます。
カイ 超特急らしさがないところが超特急らしさかなと。いろんなジャンルの曲があって、ひとつにくくれない。何でもできるのが、らしさかなと思う。
マサヒロ 唯一無二、マネできないポテンシャルの高さ、かな。
アロハ できないだろうということを実現していくところ。
タクヤ 楽曲の振り幅。人生のいろんな場面に彩りをつけてくれる曲に出合えると思います。
タカシ 僕も同じく。特に今回のEPは本当にいろいろな楽曲があって、僕らの強みが出てると思います。いろんな喜怒哀楽をお届けできるグループです!
――では、そのEP『Just like 超特急』の個人的推し曲は?
カイ 『Steal a Kiss』かな。楽曲、衣装、振り付け、全部のバランスが絶妙。衣装は僕が担当して、ラグジュアリーストリートがコンセプト。素材感やジュエリー使いにこだわって、また新たな表現ができたと思います。
タクヤ 僕も。男女の駆け引きがストーリーになっていて、僕らがドSになったような(笑)。久しぶりに「どうだ、俺」とカッコつけるアクションもあります。
アロハ 僕も『Steal a Kiss』。「こっち向けよ」というキメゼリフを言ってるので、キャー♪ポイントになったらうれしいです。
ハル 僕も。MVの世界観もすごく素敵ですよ。
リョウガ 僕は『ジュブナイラー』。歌の部分で、ガヤというか、必要以上に参加してます(笑)。
タカシ 僕も『ジュブナイラー』だな。俺たちはジュブナイラー、少年心を持ち続けるんだ、という思いを具現化した楽曲です。
マサヒロ 『Spice』です。ダンスブレイク後、シューヤの声からのラスサビは“来たー!”という感じで、ライブで一体感を感じてもらえるのでは。
ユーキ 僕は『MEMORIAる』。前から、誕生日や周年などでお祝いできる楽曲があったらいいなと思っていて。それが実現したので、感慨深いです。
ツアーの見どころ
――4月20日からツアー。見どころや瞬き厳禁ポイントは?
カイ 瞬きしないでほしいところは、全部ですね。「ここよかったね」というのが全員バラバラになるようなパフォーマンスをしたい。すべての瞬間が目に焼きつくように努力したいです。
タカシ 悩んだり勇気が欲しいときに合う楽曲がいろんな箇所に入っているので、ぜひ目と耳を凝らして聴いてください。
タクヤ 前から僕が「好きです」と言っている曲が久しぶりにカムバックするので、お楽しみに。
マサヒロ “Rail is Beautiful”がテーマなので、美の部分も見せられたらと思ってます。
アロハ 新しく僕ら4人が入ったことで、前からあった曲にどう化学反応が起きるのか。ぜひ楽しみにしていてください。
シューヤ 演出のユーキくんが、ストーリー性を大事に作っていて。「ここは何を表してるんだろう」と考えながら見ると、より楽しめると思います。
ユーキ 今回もダンサー、ボーカルそれぞれがピックアップされる場所を用意してるので、ぜひしっかり見ていただけたらなと。
ハル ホールで客席との距離が近いので、パフォーマンスがじかに伝わるのではと思っています。
リョウガ Beautifulということで、10歳下のこわっぱには出せないアダルトな美を出せたらと思います(ハルを見てニヤリ)。
ハル えっ、ちょっと介入していいっすか!?
リョウガ 青二才にはまったく出せない美を!!
――そんなアダルトなリョウガさんから最後にメッセージを。
リョウガ 今回のEPは多種多様な楽曲にチャレンジしているので、どなたでも、好きな曲が必ず見つかると思います。そしてぜひライブで超刺激的な時間をみなさんと一緒に過ごせたらと思っております!
Q 最近で、いちばんおいしかったものは?
カイ 焼き肉です!
リョウガ コンビニなどで売っている“技のこだ割り”というおせんべいの、期間限定で売っていた鬼辛わさび味。鼻が全方向から矢に刺されるみたいな、ものすごい辛さなんですけど。クセになるというか、いい刺激で。Mの方におすすめです(笑)。
タクヤ 白子ポン酢。この間、みんなで食べました!
ユーキ メンバーと食べた、博多のしゃぶしゃぶ。明太子系のもつ鍋みたいな感じで、おいしかった!
タカシ 地方でイベントがあったとき、会場入り前に朝ひとりでうどんを食べに出かけたんです。肉うどんの上にしょうががのっていて、すっごくおいしかった。寒い日だったんですが心も身体もぽかぽかになって、いいライブができました!
シューヤ 先日、ライブのあとに、たまたま残っていたメンバーで“ご飯に行く?”という流れになって。みんなで雑談しながら食べるご飯はおいしいなあと思いました。食べたものというより、その場の雰囲気がよかった。行ったのは、タクヤくん、ユーキくん、アロハ、僕。
マサヒロ 金沢のカニ。カニ料理を調べていたら、金沢においしそうなお寿司屋さんがあって、予約してひとり旅行してきました。刺身も焼きもおいしかった! ちょっと奮発してみました(笑)。
アロハ 大阪のライブのあとに食べた、たこ焼き。ガッツリ踊ったあとだったので、しょっぱさが沁みました。
ハル 仕事の打ち合わせで連れて行っていただいた焼き肉。お寿司みたいなのもあって、めっちゃおいしかったです。
Q 電車に乗って行きたいところは? また移動中には何をしたい?
リョウガ 山手線一周をしたい。移動中にすることは……『Just like 超特急』を聴く!
シューヤ 江ノ島に行きたいです。江ノ電に乗って、車中ではスイカゲームを。
マサヒロ 京都。抹茶が有名だし、建築物も情緒があって素敵だし、自然豊かな場所もあるので、次にひとり旅をするなら京都がいいかなと思ってます。
アロハ 僕のおすすめスポット、熱海。ぜひみなさんも東海道線に乗って行ってみてもらえたらなと。途中、海の真横を走る区間があって、そこから見る景色は最高です。太陽光が反射してキラキラ輝く海、すごく感動しますよ。しかも朝から夜まで、どの時間帯でもきれいなので、いつでも楽しめます!
ハル 行きたいところは夢の国ですね。舞浜!(笑) 移動中はポップコーンを食べたいです!
『Just like 超特急』4月17日発売
【初回限定盤】CD1枚(収録6曲)+Blu-ray3枚+ブックレット40P+ライブフォトブックレット12P 11000円
【通常盤】CD1枚(収録6曲+ボーナストラック1曲)+ブックレット16P 2530円
https://bullettrain.jp/justlikebullettrain/
撮影/矢島泰輔
取材・文/今井ひとみ