福原遥が、2025年放送のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演すると発表された。
『べらぼう』は“江戸の出版王”へと成り上がっていく主人公・蔦屋重三郎(横浜流星)の物語で、福原は重三郎を慕う当代一の花魁・誰袖役に抜てき。今年2月には、小芝風花も伝説の遊女・五代目瀬川となる花の井役での起用が発表されていた。
子役時代も活躍
「福原さんといえば、子役時代に同局の料理アニメ『クッキンアイドル アイ! マイ! まいん!』で主人公・柊まいんを演じていたことも有名ですが、今やすっかり大人になり、2022年から2023年にかけて放送されたNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』でヒロインの舞役を好演。また、昨年12月公開の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』も好評で、興行収入は45億円を突破しています」(芸能ライター)
ネット上でも福原に対する好感度は高く、今回の『べらぼう』の情報解禁にも、
《まいんちゃん、応援してます!》
《華やかな雰囲気あるからあってるかも》
《どんな花魁を演じるのかな、楽しみ!》
といった期待の声が。
「なんか子供っぽい」
しかし一方で、
《花魁って感じではない》
《声が可愛すぎてアニメみたいだと思う時多い》
《小芝風花ちゃんといい福原遥ちゃんといい 悪くはないんだけど華やかさがなんか子どもっぽい》
との指摘も。なお、小芝は今年1月期の連続ドラマ『大奥』(フジテレビ系)で主演を務めていたが、“公家の娘”である五十宮倫子を演じていたのに《町娘感強め》《可愛いけど姫というより、町娘みたい》などと言われてしまっていた。
福原にもすでに一部から《町娘のイメージ》という声が寄せられている。とはいえ、いまだに子役時代の印象がついてまわっていることも原因なのだとしたら、吉原を代表する花魁役への挑戦は、逆に“脱・まいんちゃん”のチャンスかもしれない。
「ただ、そもそも『べらぼう』に対して《蔦屋重三郎…マニアックすぎるやろ。大河で一年やる必要あるのか?》《キャストとかじゃなくてテーマ自体がさぁ…》《脚本面白くないと困る》などと懸念を抱いているネットユーザーも少なくありません。ほかに染谷将太さん、宮沢氷魚さん、片岡愛之助さん、渡辺謙さんといった豪華共演者も発表されており、今後も追加されていきますが、現在放送中の吉高由里子さん主演『光る君へ』と併せて“戦ナシ大河”が2作続くこともまた不安視されています」(スポーツ紙記者)
ちなみに、小芝主演の『大奥』には《貫禄ある女優さんがいないと物足りない》《凄みのある演技ができる女優をキャスティングできなかったのは失敗》という意見もあった。『べらぼう』の主役は重三郎だが、花魁や遊女を演じる女優陣にも相応の“貫禄”が求められるだろう。