「壇蜜さんの所属事務所は破産しましたが、これまで一緒に仕事をしていた男性マネージャーと引き続き芸能活動を続けていくそうです。同じ事務所だった吉木りささんは『リップ』という多数のグラビアアイドルを抱える芸能プロダクションに移籍しました。ただ、今回の破産騒動で、もう1人、今後が気になる人物がいるんです」(芸能プロ幹部、以下同)
“ののちゃん”の気になる移籍先
壇蜜らが所属していた芸能プロ『フィット』の破産が報じられたのは3月末のこと。同時に、同じ住所に事務所を構えていた関連会社『エンプロ』も破産したが、同社には現在5歳の女の子も所属していた。村方乃々佳(むらかた・ののか)ちゃん。童謡『いぬのおまわりさん』を愛くるしい歌声と仕草で歌って注目された、あの“ののちゃん”だ。
「ののちゃんは、2021年の2歳のときにCDデビューして、それは最年少デビューとしてのギネス記録になりました。5歳になった現在、生見愛瑠さんが主演のTBS系ドラマ『くるり〜誰が私と恋をした〜』に子役として出演しています。YouTubeも好調で、4月上旬の時点でチャンネル登録者数は50万人に届きそうな勢いです」
そんな、ののちゃんの公式『X』が、3月28日に《ファンレター・プレゼント 送付先住所変更のお知らせ》を発表。東京都千代田区丸の内にあるという《株式会社サムライパートナーズ》という会社の住所を紹介していた。
「この会社は、いわゆる芸能プロダクションではありません。YouTuberを起用してイベントやセールスプロモーションを行う広告系の会社で、取締役にはYouTuberのヒカルさんのマネージャーもいます」(広告業界関係者)
新窓口に直撃取材
野外フェスでファンからの性被害を訴えたかと思いきや、大胆なグラビアを写真集で披露した『DJ SODA』が4月に東京・銀座で開催した誕生日パーティーも同社による主催だった。
「ののちゃんは福岡県の出身地で、サムライパートナーズも東京のほかに福岡県に事務所を構えています。お互いにYouTubeを活動の基本としており、所属というわけではなく、まずは窓口ということで、とりあえず手を組むことにしたのかもしれません」(前出・芸能プロ幹部)
そこで、サムライパートナーズに“ののちゃん”の窓口になった理由や経緯などを聞いてみたが、
「契約の経緯や所属先などの詳細を開示することは控えさせていただきます」
とのこと。ただ、
「今後の活動について詳細は申し上げられませんが、新たな展開にしっかりと取り組んでいく所存です」
と、付け加えた。所属事務所の破産が原因で、令和の天才子役がエンタメの世界で迷子になることは、とりあえず避けられたようだ。