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 日常の気になる疑問を解決!メロンの食べごろをしっかり見極めるワザは?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。

知って楽しい!おもしろ雑学

Q.メロンの食べごろをしっかり見極めるワザは?

A.食べごろのメロンは指で叩くと、くぐもった低い音がします。(フードプロデューサー 石川範子さん)

 4月ごろから出荷が始まり、初夏にかけて出荷量のピークを迎える、メロン。

 贈答用の高価なマスクメロンの他にも、旬の時季にはアンデスメロンやプリンスメロンなど、地域によって異なるものの、お手頃な値段のメロンも出回る。とはいえ、一般人にとってはなかなかの高級品。食べごろを見極めて、よりおいしく食べたいが……。

「食べごろかどうかを見分けるには、メロンを叩いて音を聞くのがプロのワザです」

 と教えてくれたのは、フードプロデューサーの石川範子さんだ。

買ってきたメロンを片手で持って、耳と頬骨のあたりに当てます。そして、側面の真ん中の部分を指の腹で軽く叩いてください。繊維がまだしっかりとしている熟していない状態だと、木製の家具を叩いているようなイメージのかたい音がします。

 熟して果肉がやわらかくなると、くぐもった重くて低い音になるので、そうなったら食べごろです」(石川さん、以下同)

カットメロンではワタの部分が取り除かれているため、2分の1カットのものを買い、紹介した方法で種を取ると一番甘い部分が楽しめると石川さん ※写真はイメージです

 音以外で判別する方法も。自宅で、メロンのお尻の周りを親指の爪がやや白くなる程度の力で優しく押して、指が少しくぼむ感覚があれば食べごろだという。

「また、カットの仕方も、よりおいしく食べるのに重要。果物は種に最優先で栄養を運ぶため、実は種の周りのワタの部分が一番甘い。なので、メロンの側面をまな板に置いて、水平に横半分に切って、キッチンバサミで果肉と種をつなぐ筋を切った後、ワタの部分を取り除きすぎないよう種をスプーンでとると、甘い部分がしっかり残っておいしいです