4月25日、Netflixで人気マンガ・アニメとして知られる『シティーハンター』の実写版映画の配信がスタート。これまで、さまざまな実写版映画・ドラマに参加してきた鈴木亮平が主人公・冴羽獠を演じるということもあり、公開前から話題を集めていた。
少年ジャンプ黄金期を支えた人気作品『シティーハンター』
1985年に週刊少年ジャンプで連載がスタートした『シティーハンター』。1987年からはアニメシリーズがテレビで放送され、少年ジャンプ黄金期を支えた人気作品として、今も多くのファンに愛されている。そのため、今回の実写化には期待の声が上がる一方、不安の声も。
しかし、配信開始直後のXに上がった感想は好意的なものが多く、特に冴羽獠を演じた鈴木亮平の演技に賞賛の声が集まった。
《鈴木亮平がとにかく凄い。役作りを超えて、冴羽獠そのものだった。みんな観てみ。凄すぎて引くから(笑)》
《シティハンター良かったぁ 鈴木亮平さんの冴羽獠かっこええし、動きの切れ凄かった》
SNSの声を見る限り、今回の実写化への評価は良好と言えそうだ。
「作り込まれた派手なアクションシーンは、今のテレビ業界では予算の面で簡単にマネできません。Netflixというノリに乗っている外資系企業だからこそできる芸当ですよ。
また、シティーハンターらしさを演出してくれる、振り切った下ネタも素晴らしかった。さり気なく出てくる風俗店の描写や、鈴木さんの引き締まった身体をこれでもか、と拝むことができるシーンは今の地上波では難しいかもしれません」(テレビ局関係者)
鈴木亮平の肉体美
Xにはこんなコメントが。
《鈴木亮平さんの肉体美たるや!素晴らしい!》
《シティハンター見てるんだけど、これ中2には見せられないな》
など、刺激的な描写を楽しんだり、少々戸惑ったりしたコメントが上がっていた。また、過去に冴羽獠を演じた俳優の上川隆也との違いも気になるところ。
「2015年にドラマ『エンジェル・ハート』(日本テレビ系)で上川さんが冴羽獠を演じました。上川さんは業界屈指のアニメオタクとして知られていて、『シティーハンター』はもちろん大好きな作品の一つ。その続編となるエンジェル・ハートで完璧にトレースして『立ち居振る舞いすべてが冴羽獠』と大絶賛されていました」(前出・テレビ局関係者)
上川の好演があったからこそなのか、「今回の実写化に対する不安は根強かった」と、前出・テレビ局関係者は続ける。
「ただ、今回の鈴木さんも凄かった。役作りのために絞りに絞った身体。それを惜しげもなく披露した点は、上川さんには無い魅力です。また、鈴木さんはアニメ版のファンを意識したのでしょう。
ところどころ、アニメ版の声優・神谷明さんに似せた言い回しになっています。でも、違和感がある言い回しではなく、自然な演技に落とし込んでいる。数々のアニメ・マンガの実写版に出演してきた鈴木さんの演技力が成せる技でしょうね」
公開初日から、すでに続編を望む声が上がっている実写版『シティーハンター』。しばらく、まだまだ話題を集めそうだ。