4月中旬の東京・豊洲付近。天気もよく、ポカポカとした春の陽気。そんな日差しの下、颯爽と街中を駆け抜けていたのは山田裕貴。
「山田さんはネクタイ姿で全力疾走していました。遅刻しそうな設定なのか、腕時計を気にしながらダッシュというのを何度も繰り返していたので、ものすごい汗をかいていました。撮影を終えると、スタッフに笑顔でピースをしながら控えの場所へ戻っていました」（目撃した会社員）
新婚でも全力疾走！
山田は3月31日に元乃木坂46の西野七瀬と結婚を発表。ふたりは'21年7月に放送されたNHKのコント番組『LIFE！』で初共演。同年に日本テレビ系ドラマ『ハコヅメ〜たたかう！交番女子〜』でも共演していた。
「共通の趣味である人気ゲーム『モンスターハンター』で距離を縮めたそうです。山田さんはニホンモニターが発表した令和元年から5年間のテレビドラマ出演本数ランキングで1位を獲得。現在もテレビ朝日系ドラマ『特捜9』に出演中ですが、この日は別の作品の撮影ですね」（スポーツ紙記者）
結婚に浮かれた様子もなく、公私ともに順調に駆け抜けているよう。
夏日となった4月下旬のある日。都内の住宅街でコートを羽織ってロケに臨んでいたのは、ベッキーと玉城ティナの2人。
「この日は気温も高く、半袖で出歩いている人も多かったのですが、撮影していたのは寒い季節のシーンだったのか、ベッキーさんと玉城さんはかなり厚着をしていました。2人で向き合って、何か話しているような場面でした。日差しが強かったので、撮影の合間は、2人とも木陰の椅子で休憩。ベッキーさんがドラマの役作りで金髪になっていたのには、ビックリしました」（近隣住民）
刑事モノの撮影も
2人はテレビ東京系で放送中のドラマ『君が獣になる前に』に出演中。
「旧ジャニーズ事務所を退所し、現在はTOBEに所属する北山宏光さんが主演を務めています。『ヤングマガジン』で連載されていた同名マンガが原作で、人間の暗部をえぐる作品として話題になりました。玉城さんは毒ガスを使ってテロを起こした犯人役。その幼なじみで、北山さん演じる主人公がタイムリープをして、事件を食い止めようと奔走するというストーリー。ベッキーさんは、その2人の過去の重要な事件に関わり、闇の組織に雇われた謎の女性を演じています。ベッキーさんの金髪や常にガムを噛んでいるという癖の強い役が話題になっています」（テレビ誌ライター）
5月10日には第6話が放送予定。テロ事件発生の日時が目前に迫る中、主人公は幼なじみを止めて、明るい未来をつかめるのか……。
この2人の撮影から、あまり日もたたぬうちにキャッチされたのが、ウエンツ瑛士と中村蒼。この日は、あいにくの雨が降る中での撮影だった。
「都内の公園でウエンツさんはグレーのスーツに緑色のネクタイ、中村さんはグレーにストライプの入ったスーツ姿でした。ウエンツさんと中村さんが公園内を歩くシーンで、エキストラも10人ほどいましたね。撮影に気がついて、立ち止まって眺めている人もいました。
お昼の時間を挟んで、撮影は午後もやっていましたが、そのときはウエンツさんだけに。ウエンツさんが自転車を倒している場面の撮影でした」（目撃した男性）
公園内を歩いたり、自転車を倒したりと、いったい何の撮影だったのか。
「2人は7月期にフジテレビ系で放送されるドラマに出演予定で、そのロケだったようです。警察署を舞台にしたオリジナルドラマです」（芸能プロ関係者）
“新旧バディ”の裏話
5月上旬に目撃したのは、上川隆也と山本耕史の2人。
「居酒屋でのシーンで、店の窓には黒幕を張っていたので、夜のシーンかと思います。撮影は1時間くらい。ロケに気がついた人が近くに集まっていました。撮影後の帰り際、スタッフに向かって山本さんは“お疲れさま!”と声をかけており、上川さんは周囲に会釈をして車に乗り込んでいったのが印象的でした」（目撃した近隣住民）
2人が撮影していたのは、現在放送中で今田美桜が主演を務める日本テレビ系ドラマ『花咲舞が黙ってない』。
「池井戸潤さんの小説が原作。メガバンクに勤める花咲舞と相馬健のコンビが銀行内のさまざまなトラブルを解決していくというストーリーです。花咲役を杏さん、相馬役を上川さんが務める形で'14年にシーズン1、'15年にシーズン2が放送。9年ぶりに制作されたシーズン3からは今田さんが主演で、コンビを組む相馬役を山本さんが演じています」（スポーツ紙記者、以下同）
山本が演じる役を、これまで務めてきた上川は……。
「花咲舞の叔父で居酒屋の店主・花咲健という役を演じています。シーズン2までは、舞の父がこの居酒屋を営んでおり、その役を演じていたのが、'18年に亡くなった大杉漣さんでした。シーズン3からは、上川さん演じる花咲健が、その居酒屋を引き継いだという設定になっています。上川さんは当初、舞の父親役というオファーを受けたそうですが、“大杉漣さんがなさっていた役で大事にしたい”と返答し、叔父役に落ち着いたようです」
主人公の新旧バディによる共演シーンの撮影だったようだが、物語にどう関わってくるのだろうか。
季節は新緑の春から初夏へと向かっていくが、人気芸能人たちは季節問わず、作品作りに奮闘しているようだ。
