小室哲哉(左)とKEIKO

「最初は、小室哲哉さんにしますか……アハハハハ!」

 この発言は、5月6日に生放送されたラジオ番組でのこと。ラジオのパーソナリティーが一世を風靡したミュージシャンである小室哲哉を番組ゲストに呼びたいという願望を話すのは珍しいことではないだろう。しかし、この言葉を発したのは、小室の元妻であるKEIKOだった――。

「ふたりは2002年に結婚しますが、2008年には小室さんが詐欺容疑で逮捕されます。その際、KEIKOさんは“離婚しない”と宣言して、小室さんを懸命に支えました。しかし、2011年にはKEIKOさんがくも膜下出血を発症して倒れます。今度は小室さんが支える番だと思われましたが……」(スポーツ紙記者、以下同)

 2018年に『週刊文春』の報道により、小室の不倫が発覚。これを受けて会見を開いた小室は、KEIKOの病状についても言及。そこで、

「KEIKOは小学4年向けの漢字ドリルをやっている

「大人の女性としてのコミュニケーションができなくなった」

 などと話し、高次脳機能障害を患っていると明かした。

「これに対してKEIKOさんが直筆のメッセージを公開します。そこには《おかげさまで大きな後遺症もなく、元気に日常生活を送っております》と書かれていました。さらに『週刊文春』が続報で、KEIKOさんの親族が小室さんの会見で話した内容は“ほぼウソ”だと明かしました」

 その後、ふたりは財産分与などのため離婚調停へ突入。2021年に離婚が成立。KEIKOは離婚の成立直後、『女性セブン』の直撃取材に、小室の会見でのウソについて怒りを滲ませていた。これにより、小室とKEIKOの音楽ユニット『globe』の再結成は二度とない――、誰もがそう思っていた。

『globe』復活の可能性

「2022年12月に発売されたglobeデビュー1万日記念BOXに、新曲が収録されたのですが、これに小室さんもコーラスで参加したのです。ドロ沼離婚の後ですから、さすがにKEIKOさんと小室さんのレコーディングは別々に行われたようですが、globe復活の余地は残されていると囁かれていました。

 KEIKOさんが小室さんを許すなら、復活の可能性はあるでしょう。しかし、離婚調停では、出廷したふたりが目を合わせることも、言葉を交わすこともなかったことから、溝はそうとう深いはずです」(音楽ライター、以下同)

 この“共演”から約1年半が過ぎようとしているが、突如KEIKOから冒頭の衝撃発言が飛び出したのだ。

マーク・パンサー(左)とKEIKOとのツーショット(ラジオ番組『Joy to the Oita+』公式インスタグラムより)

「KEIKOさんが話したのは、マーク・パンサーさんとレギュラー出演している大分放送ラジオのエンディングでした。“番組でやってほしいこと”を問われたKEIKOさんは“ゲストを呼びたいですね”と答えたうえで、小室さんの名前を挙げたのです。衝撃発言に共演者たちが一瞬、沈黙する中、KEIKOさんの笑い声だけが響きました。

 少し遅れてマークさんが“ワオ!”と言うと、KEIKOさんは“globeだし”と、ラジオでの復活を匂わせたのです。まあ、KEIKOさんも苦笑いをして流していましたから、リップサービスだと思いますが……」

 ラジオで元夫の名前を呼べるほどには、KEIKOは小室を許したのか……。2025年はデビュー30周年を迎えるglobe。もしかしたら――。