日常の気になる疑問を解決!ヨーグルトの容器が逆台形の形なのはなぜ?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。Webメディア『みんなのヨーグルトアカデミー』が気になる疑問の答えを教えてくれた。
知って楽しい!おもしろ雑学
Q.ヨーグルトの容器が逆台形の形なのはなぜ?
A.もとは牛乳と同じ紙パックで販売されていましたが、消費者の声から今の形に。(みんなのヨーグルトアカデミー 担当者)
5月15日はヨーグルトの日。
ヨーグルトが健康に良いと世界中に広めた微生物学者イリヤ・メチニコフの誕生日ということで制定された記念日だそう。朝食などに欠かせないヨーグルトは、台形を逆さまにしたようなフタ付きのパッケージが多い印象。
なぜ、あの独特な形をしているのか。ヨーグルトについての情報を発信するWEBメディア「みんなのヨーグルトアカデミー」の担当者に聞いた。
「ヨーグルトの逆台形のパックは、1981年に『明治ブルガリアヨーグルト』がパッケージを変更した際に、作りだされた形だそうです。それ以前は、牛乳パックと同じ“屋根型容器”という縦長の紙パックで販売されていました」(みんなのヨーグルトアカデミー担当者、以下同)
明治から本格的なプレーンヨーグルトが販売されたのは1973年だが、発売当初は消費者からいろいろな指摘があったという。
「当時は砂糖を入れて寒天で固めたヨーグルトが主流だったので、ドロっとした形状や酸味に驚いたり、牛乳と間違えて購入してしまう人もいて、中身が取り出しにくいなどたくさんのお問い合わせがきてしまったそう。
そこで、スプーンですくいやすく、安定感のある形で倒れにくい、これまでにない新しい容器を開発した結果、ほぼ今の容器と同じ形になったのだそう」
また、ヨーグルトはにおいを吸収しやすく、冷蔵庫の中の食品のにおいが移りやすい。牛乳容器よりフタがしっかり密閉できるという点も重要なポイントだ。