目黒蓮

 5月8日、Snow Manの“めめ”こと目黒蓮が7月クールで“月9”初主演を務めることが発表された。

『海のはじまり』というタイトルで、フジテレビ系の月曜夜9時枠で放送されます。2022年10月クールに、川口春奈さん主演で放送されて大ヒットとなった『silent』の制作チームが再結集して、“親子の愛”が描かれます。目黒さんは、自身初の父親役で、大学時代の元恋人の死をきっかけに、知らぬ間に生まれていた娘の存在を知るという設定です」(スポーツ紙記者、以下同)

 多くのヒット作に出演、俳優として躍進を続ける目黒が満を持して“月9”主演をつかんだことで、早くも期待が寄せられている。

まさかの“聖地被り”

 一方、もう1人の“レン”も、ドラマや映画の出演作で着実に評価を高めている。

「King & Princeの永瀬廉さんです。2021年の朝ドラ『おかえりモネ』をはじめ、人気作に多数出演。1月クールには、日本テレビ系の『厨房のありす』にメインキャストとして出演しており、現在はテレビ朝日系で放送中のドラマ『東京タワー』で主演を務めています。永瀬さん演じる大学生が、板谷由夏さん演じる20歳以上、年齢が離れた人妻と出会って惹かれ合い、不倫という“許されざる恋”に落ちていく様が描かれています。大胆な演技が反響を呼び、見逃し配信の総再生回数は400万回を突破しています

 作中で、永瀬と板谷が“密会”を重ねるカフェは、東京・目黒区にある『アネアカフェ松見坂』でロケが行われている。

「カフェでのシーンは、複数話分をまとめて撮っているそうで、これまでに2度、早朝に撮影が行われたそうです。永瀬さんは、ドラマのスタッフとも気さくに話しており、カフェ店員の印象としてはイケメンなのに“普通のお兄ちゃん”という感じだったとか。『東京タワー』を見て店を訪れるお客さんもチラホラいるそうですが、ドラマでは机やイスの配置が変わっているので、いわゆる“永瀬席”は存在しないのですが……」(常連客のひとり、以下同)

 実はこのカフェ、あの大ヒットドラマにも頻繁に登場しており……。

『silent』も、ここで撮影されていたんです。目黒さんと川口春奈さんが作中でたびたび訪れており、プリンの手話を教わるシーンがあったことから、プリンを注文する人も多いようです。川口さんがドラマで着ていたような、青を基調としたファッションの女性も、よく見かけます」

 ドラマの放送から1年半が過ぎても、土日は行列ができるという。

中でも『silent』で使われた席は完全予約制で、今でも予約開始日に全枠が埋まるそうです。混雑していることが多いからか、外観だけ撮影していく人もたくさんいます

 “ロケ地かぶり”以外にも、目黒と永瀬には共通点があって、

名前が同じ“レン”で、メンバーカラーも黒同士なんです。ただ、意外にも接点は少なく、2022年の日本テレビ系の音楽特番『THE MUSIC DAY』に出演した際に、2人で『青春アミーゴ』を歌ったことをきっかけに、初めてきちんと交流したといいます。それまで永瀬さんは、目黒さんに対して“クールな人”というイメージを持っていたそうですが、リハーサルを重ねるうちに“優しくて紳士”という印象に変わったそうです」(アイドル誌ライター、以下同)

 また、永瀬はラジオ番組で“同じレンとして、また2人で歌いたい”とも話していた。

「歌という形ではありませんが、今回、カフェのロケ地が同じだったことで、間接的にコラボレーションがかないましたね(笑)」

めめが叶えたい“聖地凱旋”

 この“コラボ”によって、聖地巡礼ブームが再燃。

『東京タワー』でも使われたことで『silent』を思い出したのか、再び“目黒フィーバー”が起きていると店員さんが話していました。最近も、店に行くと必ず複数組の目黒さんファンを見かけます。アクリルスタンドやぬいぐるみ、目黒さんがCMに出演している『午後の紅茶』などの“めめグッズ”を並べて、写真を撮って楽しんでいるようです。目黒さんが座っていた席の予約をできなかった人も、予約と予約の間の数分の空席を狙って、記念撮影をしていますよ」(別の常連客)

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『silent』への出演がきっかけで、念願の“月9”主演にもつながった目黒。

「ドラマが大ヒットしたのは、自分の力だけでなく、共演者やスタッフ、撮影に協力してくれたロケ地のおかげでもあります。そのため、放送が終わってから“お礼としてプライベートでカフェに行きたい”と話していました。ただ、聖地巡礼に訪れるファンが多いことも知っているようで“騒ぎになって迷惑をかけてしまうかもしれないから、しばらくは行けない”とも……」(芸能プロ関係者)

 “凱旋できない”というジレンマを抱えながらも、周囲への感謝を忘れない目黒。“月9”でも、また新たな聖地が誕生するかも?