鈴木亮平

 大ヒット配信中のNetflix映画『シティーハンター』。鈴木亮平(41)演じる主人公・冴羽獠の再現度が異常だと評判を呼んでいる。

 なかでも世界を熱狂させたのが、パンツ一丁で踊る“もっこりダンス”。長い手脚と美しい筋肉を惜しげもなく披露し《筋肉までフル再現》《いいぞもっと脱げ》とネットを沸かせた。

“筋肉博士”も太鼓判

筋トレ界のレジェンド、山本義徳氏はYouTubeでも活躍中

今回の作中での鈴木さんの筋肉は90点。全体のバランスがよく、大胸筋が大きくきれい。マイナスの10点分は、上腕三頭筋(上腕の後ろ側の筋肉)が少しだけ弱いかな」

 と、鈴木ボディに太鼓判を押したのは“筋肉博士”ことトレーナーの山本義徳氏。松坂大輔やニコラス・ペタスら有名アスリートを担当する日本ボディビル界のスーパーレジェンドだ。

「腕立てする際の手の置き位置をもう少し内側にすれば上腕三頭筋もさらに整います。鏡を見ながらトレーニングをする人にありがちな“前面だけきれい”な筋肉ではなく背中までしっかり美しい。おそらく『HK/変態仮面』のころからずっと、お尻もしっかり丸くいい形に鍛えているのでしょう」(同・前)

 実は業界初の水着キャンペーンボーイで、モデル出身でもあり、その肉体にたびたび話題が集まる鈴木。'13年の話題作『HK/変態仮面』では15キロの増量を試み、脂肪を除いて肉体改造。“ほぼ裸”衣装で過激アクションをこなした。ドラマ『天皇の料理番』では半年で20キロの減量を成功させ、結核患者役を熱演。そのわずか40日後に30キロの増量を成し遂げ、映画『俺物語!!』に挑んだ。その後の大河ドラマ『西郷どん』ではドーナツを食べまくり100キロ超えのどっしりボディに。

減量・増量の注意点

「鈴木さんは長年の試行錯誤の末に、身体作りから役作りを始めているのでしょう」

 とは、ダイエットや身体作りに詳しいプライム銀座クリニックの高澤博和院長だ。

ただ急にやせたり太ったりは危険。例えば減量なら1か月で体重の5%までが健康的です。急な減量では筋肉や肝臓が弱る。また、急な増量も消化器や膵臓が疲れてインスリンが出っぱなしになり糖尿病予備軍に。血管の負担も大きくなり、脳梗塞や心筋梗塞などの危険も」(同・前)

超絶技巧ガンアクションとのギャップ萌えも楽しめる大ヒット配信中のNetflix映画『シティーハンター』

 鈴木の減量方法は“現場では水のみ/食事はキャベツ・鶏むね肉・オートミール粥”というもの。186センチの高身長で56キロまで落としたときにはさすがに“少し怒りっぽいメンタルになった”とテレビ番組で明かしていた。

「食べごたえのある固ゆで卵もおすすめ。タンパク質のほうが筋肉を落としません」(山本氏、以下同)

 また増量中には“夜中に一度起きて、好物の蒸しパンを詰め込む”方法で40日間で30キロの増量を成功させたというが、これには……。

パンよりは雑炊やリゾット、ミキサーで調理したプロテインジュースなど、消化のいいものが食べやすいです。ドーナツなどの油ものは胃にたまって、量が食べられなくなる。効率的に太るなら、和菓子で糖質を多くとって」

 また高澤院長と同様「急な体重の増減は大変危険。絶対にまねしないで」と注意喚起。WildボディをGetするのは亮平サマにお任せ!?