木村拓哉(2024年5月)

 投稿する写真が“マッチングアプリにおける(オジサンの)プロフィール写真ばりのキメ顔”ばかりでおなじみ。しかしその一方、写真で身につけているファッションが注目、ときに着用商品が高騰することもある、さすがの“平成のファッションリーダー”木村拓哉。

派手な格好をした人はキムタクでした

 木村は現在、テレビ朝日開局65周年記念ドラマ『Believe-君にかける橋-』に主役となる大手ゼネコンの土木設計部長役で出演中。初回は民放連続ドラマで世帯視聴率トップ(11.7%)と好調なスタートを切るも、直近の第3話では視聴率は一桁(9.6%)に。また、いつものように(?)“キムタクのカッコよさの押し売り”などの否定的な意見も……。

 ドラマは絶賛撮影中。木村も撮影で忙しい日々をインスタグラムでたびたび投稿しているが、そんな合間を縫ってゴールデンウィーク中に彼が訪れたのは──。

「なんだか目に止まってしまうような派手な格好をした人がいるなぁと思ったら、キムタクでした」(近隣住民)

 暑い日差しが注がれたゴールデンウィーク5月某日の都内某所。なんだか大きく見えるキャップ、どデカいロゴの入ったスウェット。下はこれまたどデカくプリントが入ったハーフパンツの男。自転車にまたがり、街に現れた。そのオーラはやはり“主役級”。木村だ。

「バイクの『ハーレー・ダビッドソン』のロゴを模したスウェットは日本のストリートブランド『RATS(ラッツ)』のものですね。プリントにあるようにバイカー文化などを基とした無骨なデザインの多いブランドです。スウェットも木村さんも好きなヴィンテージの古着を意識したもの。ハーフパンツにラインソックス、足元はコンバースと、頭の先から爪先までこういったアメリカンカルチャーが好きなんだなぁという格好ですね。近所のためかインスタグラムに投稿している写真で見られる格好より、いくぶんラフですね」(スタイリスト)

 木村はフラッと自転車で現れた。しかし、その自転車も“木村”らしく……。

「“自転車界のテスラ”とも言われているオランダ発祥の『VanMoof(バンムーフ)』というブランドの電動自転車ですね。他のブランドでは見られない奇抜なフレームデザイン、オートマチックの変速、スマホとの連携などが“テスラ”と呼ばれる一因です。価格は安くなく、30万円超。木村さんが乗っているのは、サーフブランドながらカスタムバイクや服などを手がけるブランドのロゴもフレームに付いているので、カスタムやコラボでさらに高額なものではないでしょうか」(自転車ショップ店員)

歩道で体育座りをするキムタク

高級電動自転車(上のフレームまでの車高862ミリ)を携える木村

 そんな出で立ちで木村が訪れたのは……。

「自分も同じ用事だったのですが、飼っている犬のお薬を受け取りに来たみたいです。待っている間、歩道に腰かけて……というより、体育座りのような格好で膝に腕を置き、身を小さくして佇んでいて、なんでそんなに小さくなっているんだろうと……。近くにベンチもありますが、気づかれやすいですし、女性もいたので譲ったのでしょうか」(前出・近隣住民)

 ここ最近、よく話題になっているのが“木村の身長”。共演者と並んで写った写真が、それぞれの“公称の身長”的におかしいなどと言われている。木村の身長は公称176センチだが……。

「まさに自分が176センチくらいですが……。テレビやドラマで見ていた印象より、間近で見てみると自分より低いように思いました。いや、身長が高くなくてもやっぱりカッコよかったですよ」(前出・近隣住民)

 ちなみに木村が乗っていた高級電動自転車は、地上からいちばん上のフレーム中央部分(木村の腰下あたり)までの長さが「862ミリ」とメーカーによる公式発表がある。また、この自転車“身長別”で選べる2種類があるという。

「木村さんが乗っていた『VanMoof』は“背が大きめの人用”と“小さめの人用”があります。1つは“身長170cmから210cm”の人向け。オランダは平均身長世界一なので、大柄な人にも合う設計です。もう1つは対応身長が155センチからというもの。形も異なり、上の方のフレームが後ろ下がりになっており、またぎやすく小柄な人にも乗りやすくなっている仕様です。木村さんが乗っているのは前者。身長170cm以上の人用のものですね」(前出・自転車ショップ店員)

 日本人の平均身長は男性が171.5cm。正確な身長は彼にしかわからないが、カッコよさは、そして愛する家族・ペットに対する思いは間違いなく平均以上……のはず。