ドジャース元通訳・水原一平被告(2023年)

 日本時間の5月15日、銀行詐欺罪などの罪に問われているドジャース・大谷翔平選手の元通訳の水原一平被告が、米ロサンゼルスの連邦地裁に出廷。およそ1カ月ぶりに姿を見せたものの、集まった報道陣の問いかけには無言を貫いた。

 水原被告は、メジャーリーグ開幕戦直後の3月20日、違法賭博への関与、大谷の口座から資金を盗んだとしてドジャースを解雇。4月12日、米連邦検察当局から銀行詐欺容疑で訴追され、13日にロサンゼルスの連邦地裁に出廷。保釈保証金2万5000ドル(約387万円)で保釈となっている。

 この日、黒いスーツに白シャツ、ノーネクタイ姿で地裁にやってきた水原被告。メディアが詰めかけるが、何も言わず建物の中へ。通常であれば、報道陣・一般人ともに傍聴可能なのだが、警備上の理由から入ることはできず、スピーカー越しに音声のみ聞くことができるという異例な事態となった。

「すでに米連邦検察との司法取引に応じて、水原被告は銀行詐欺と虚偽の納税申告の罪を認めています。今回は形式上、水原被告は無罪を主張。今後、有罪を認めるという流れになるでしょう」(スポーツ紙記者)

やつれているのかと思ったら…

 罪状認否は4分ほどで終了。その後、報道陣に囲まれながら車に乗り込むまでの約7分間、正面を見据えたまま、一言も発することはなかった。その様子にネットニュースのコメント欄には

《26億もだまし取った事がバレてしまい さぞかしやせ細ってやつれているのかと思ったら、以前と変わらない様子に逆にびっくり・・・神経の図太さを感じた。》

《表情見る感じじゃあ うっと〜しいなぁ…とか思ってんだろうなコイツ》

 といった声も。裁判の行く末も気になるところだが、水原被告と妻との関係にも注目が集まる。

「4月13日、連邦地裁に姿を見せた水原被告の左手薬指には、結婚指輪はされていませんでした。そして、約1か月後の今回も結婚指輪は外されたまま。これまで、プライベートはもちろん、大谷選手のドジャース入団会見のときにも、結婚指輪をしていましたから離婚、あるいは離婚を視野に入れた別居の可能性は高いでしょうね」(前出・スポーツ紙記者)

 今後も水原被告の動向に注目が集まりそうだ。