4月10日に発売された宇多田ヒカル初のベストアルバム『SCIENCE FICTION』がビルボード・ジャパンで5週連続1位という快挙を達成!
「宇多田さんは昨年でデビュー25周年。1998年の『Automatic』でダブルミリオンを記録してから四半世紀にわたってトップを走り続けてきました。普段はあまりテレビに出ませんが、最近ではNHKの『MUSIC SPECIAL』などに出演してプライベートな質問にも答えていました。4月16日から緑茶飲料『綾鷹』の新CMにも出演しており、再録した『traveling』を披露しています」(音楽ライター、以下同)
7月からは6年ぶりとなる全国ツアーを予定しており、台北、香港での初公演を行うことに。
「チケットはプレミアムシートが2万7500円、レギュラーシートでも1万8700円ですが、抽選は高倍率に。SNSでは“追加席頼む!”や“宇多田ヒカルのライブ抽選外れた涙”といったファンの声があがっています」
25周年といっても、デビューしたのが、15歳だった1998年12月。
「“人間活動”に専念するということで2010年から活動を休止したことも。2013年には母の藤圭子さんが亡くなりました。その後イタリア人男性と再婚し、男児を出産。2016年にリリースした『花束を君に』は、藤圭子さんへの思いを歌ったといわれています」
10代で一躍スターになり、1児の母となった現在まで、コンスタントにヒット曲を連発している。
「ファーストアルバムの『First Love』は発売から1か月で500万枚を売り上げ、国内の歴代アルバムチャート1位に。これまでに5枚のアルバムがオリコンかビルボード・ジャパンで年間1位になっています。CDから配信の時代になっても、ずっと人気を保ち続けています」
パリ五輪のテーマソングをオファーか
まさに“国民的歌姫”だ。その実績を踏まえて、大役のオファーがあるという。
「NHKがパリオリンピックのテーマソングを依頼しているそうです。7月から開催されるスポーツの祭典では、競技の中継で必ずテーマソングが流れます。五輪を盛り上げる重大な役割ですが、宇多田さんなら誰もが納得しますね」(芸能プロ関係者、以下同)
これまでも4年に一度のオリンピックのたびに、心に残る名曲が生まれてきた。
「2004年アテネオリンピックの『栄光の架橋』は今もゆずの代表曲として親しまれています。2016年リオデジャネイロオリンピックでは安室奈美恵さんの『Hero』が鮮烈な印象を残しました。宇多田さんがどんな“応援ソング”を歌うのか、楽しみです」
NHKからのオファーについて、宇多田が所属するレコード会社に問い合わせたところ、期日までに返答はなかった。NHKにも聞いてみたが、
「制作過程はお答えしておりません」
とのことだった。