「さかなクンが、毎月のように赤坂御用地に足を運んで、秋篠宮さまに魚に関する講義をしているそうです」
と明かすのは宮内庁関係者。
皇室にゆかりのあるさかなクン
タレントでもあるさかなクンは2015年に東京海洋大学名誉博士の称号を授与され、2021年には『日本魚類学会』の代議員に選出されている魚類学者。
「以前はたびたびバラエティー番組に出演していましたが、現在は全国各地で魚に関する講演を開くなど、学者として活躍している印象ですね」(芸能プロ関係者)
そんなさかなクンが秋篠宮邸に足を運ぶ理由とは─。
「秋篠宮さまは学生時代からナマズの研究を始められ、若いころは“ナマズの殿下”と呼ばれていました。1996年にはタイ北部で、ナマズ漁の歴史などについて調査されていました。さかなクンから講義を受け、ナマズに関する新たな論文の発表などを考えられているのかもしれません」(宮内庁OB、以下同)
さかなクンと交流があるのは、秋篠宮さまだけではない。
「2010年、当時天皇だった上皇さまがお誕生日の記者会見で“さかなクン”の名前を挙げられたのです。この年、絶滅したとされていた淡水魚のクニマスの生息が確認されたのですが、生息確認に貢献した人物として“さかなクン”の名前を挙げられたのです」
上皇さまは長年ハゼの研究をライフワークとされており、2021年には2種類の新種のハゼを発見し、論文を発表。この時はさかなクンから上皇さまへメッセージがあった。
「さかなクンはYouTubeで『上皇様心よりおめでとうございます!』というタイトルの動画を公開し、新種のハゼの発見を祝福していました」(皇室ジャーナリスト)
トレードマークへの“特別待遇”
皇室とゆかりのあるさかなクンだが、毎月宮邸に足を運ぶ際、“特別な待遇”を受けているそうで─。
「トレードマークであるハコフグの帽子を取らずに、秋篠宮邸に入ることを許されているんです。誰が許可したのかは不明ですが、通常は皇室の方々のお住まいに入る際は帽子を取るのが常識です。しかし、彼は帽子を“皮膚の一部”と周囲に伝えるほど。初めは秋篠宮さまも抵抗がおありだったでしょうが、上皇さまも以前から容認されていたそうなので、特に異論はなかったのかもしれません」(前出・宮内庁関係者)
ちなみに、秋篠宮さまがさかなクンを直々に指名して、講義を受けることは可能なのか。元宮内庁職員で皇室解説者の山下晋司さんは、次のように解説する。
「国政や公務などに関する公的なご進講の進講者は秋篠宮殿下ご自身が決めるものではありません。一方、ご研究に関することなど、私的なものは、殿下のお考えで進講者を決めることはあるでしょう」
さかなクンが毎月、秋篠宮邸を訪れていることについて、宮内庁に問い合わせてみると、
《私的な事柄に関することについて、お答えは差し控えさせていただきます》
との回答があった。
さかなクンの博識ぶりと、トレードマークのハコフグ帽子姿に秋篠宮家のみなさんもギョギョ!?