5月25日放送の『ウェークアップ』(読売テレビ制作・日本テレビ系)でドジャースの大谷翔平選手が購入したと見られる“豪邸”を紹介し物議を醸している。
大谷はロサンゼルスの高級住宅に日本円にして約12億円強の豪邸を購入したと、地元の新聞である『ロサンゼルス・タイムズ』に報じられた。
これを受け番組では大谷の豪邸を記者が訪れ、外観や周囲の風景を映し出した。これには疑問の声が相次いでいる。
個人情報ダダ漏れな撮影
《こんなにも個人情報ダダ漏れな撮影を許可して、それを流してしまうテレビ局のコンプライアンスってどうなってるんだ?》
《一般人が有名人の家をSNSに投稿(晒し行為)したら問題になるのにメディアだとなぜ許されるのか? 企業が個人情報を拡散してるなんてどう考えてもおかしい》
《いくら有名人だからといって、こういう事はやっていいとはあまり思えません》
《これは撮影ではなく、「盗撮」だと思います》
このほか《我々のスクープじゃない、自ら大谷選手のプライバシーを侵害しなかった、と言い訳じみた感覚でコンプラOKってやっているのでは》といった“姑息な手段”を非難する声も。
さらに、日本とアメリカでは事情が異なる部分もあるため、セキュリティ上の問題も指摘されている。
パパラッチが押しかけたりしないか心配
《アメリカは凶悪な事件に巻き込まれるかもしれん》
《安心して暮らせるはずの住居の全貌が世間に知れ渡る事は防犯的に危険過ぎます。報道内容が原因で大谷選手やご家族に何かあったら責任取れるのでしょうか》
《場所を特定されると、ドローンで盗撮したりパパラッチやファンが押しかけたりしないか心配になりますね》
『ウェークアップ』の報道に批判が集まってしまった背景についてスポーツ紙記者が語る。
「今や大谷選手は文字通り“一挙手一投足”が追いかけられている存在。真美子夫人のファッションなど野球以外の部分にも注目が集まっています。さらに、今回購入したとされる物件は新築ではなく元の持ち主もいます。
今後、内部の写真や情報などが出てくる懸念もあります。今回の報道は“行き過ぎ”と批判を受けても仕方のないものです」
ネット上では《最近、ベースボールでの活躍の話題より、周りのどうでもよい話題が多くなってきている気がする》といった声も。
やはり“超有名人”の大谷選手であってもプライバシーは尊重されるべきだろう。