直撃を受ける張本勲。「喝!」を彷彿とさせる鋭い眼光をみせた

 日本プロ野球界のレジェンドである野球評論家・張本勲氏が5月28日、東京ドームで行われた読売巨人軍の創設90周年を記念する「王貞治デー」の一戦で、ファーストピッチを務めた。ネット上では、現在83歳の張本氏に対し、「老け込んだ」と衝撃を受ける人が続出し、心配の声が飛び交う事態となっているが――。

 日曜朝のニュース番組『サンデーモーニング』(TBS系)のスポーツコーナー「週刊御意見番」で長年、レギュラーを務めてきた張本氏。スポーツニュースに対し、「喝!」を入れる張本氏の姿は、多くの人の脳裏に焼き付いているだろう。

かつてはあった「頬にパーンとした張り」

「張本氏は2021年末で同番組を降板しました。その背景には、同年夏に行われた東京五輪に関する“失言”があるとされています。張本氏は、入江聖奈選手がボクシング・女子フェザー級で金メダルを獲得したニュースに対し、≪女性でも殴り合い好きな人がいるんだね≫≪見ててどうするのかな。嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技好きな人がいるんだ≫と苦言を呈したんですが、女性蔑視だと炎上を巻き起こしました」(芸能ライター)

 この発言を受け、日本ボクシング連盟会長はTBSに対し、抗議文を送付。番組内で本人が謝罪を行う事態となった。

「しかし張本氏は、自身の発言のどの点が問題だったのかを明らかにしなかった。なぜ自分が批判されているのか理解していない可能性があり、それでまたネットは大炎上に。そして結果的に、張本氏は降板に至りました。ただ、『サンデーモーニング』と完全に縁が切れたわけではなく、翌2022年にもスペシャル御意見番として、同番組に登場しています」(前・同)

 そんな張本氏だけに、今回のファーストピッチで久々に彼の姿を見たという人は少なからずいたようだが、ネット上には“一気に老け込んだ”というコメントが相次ぐことに。

「確かに『サンデーモーニング』に出ていた頃に比べ、かなり痩せていて、杖をついて歩いていました。張本氏はもともと、高齢にもかかわらず頬にパーンとした張りがあったものの、それが一気に失われた印象です。昨年12月に出版された『これだけは言っておきたい 最後の喝!』(ベースボール・マガジン社)の表紙には、張本氏の近影が使われており、こちらもテレビに出ていた頃より痩せて見えるのですが、そこからさらに老け込んだなぁと感じます」(前・同)

張本以外に“老け込んだ”有名人

 実際、SNSには、

≪想像以上に衰えてしまっている、、≫
≪人っていきなり老けますよね≫
≪今のハリさんは喝を入れたら壊れちゃいそうな……≫
≪ギラギラしていた脂が抜けた感じやねえ≫
≪どうか長生きしてください、どうかどうか…≫

 など、衝撃を受けた人のコメントが飛び交っている状況だ。

 一方で、張本氏の“老け込み”について、人前に出る仕事を辞めると≪衰えが加速する≫という指摘も多い。

「今年3月に行われた作家・伊集院静氏のお別れ会に、2021年3月以降、テレビ界から引退状態のフリーアナウンサー・みのもんたさん(79歳)が出席。メディアの取材に答えていたのですが、その際も“老け込んだ”と騒がれました。2019年からパーキンソン病を患っているそうなので、その影響もあるのでしょうが、テレビから遠ざかると一気に老けるという声が多く上がったんです」(ウェブメディア編集者)

ゴミを出すため自宅から出てきた張本勲

 2020年、コロナ禍の緊急事態宣言下に旅行をして、ウイルスに感染した石田純一(70歳)は、その後もノーマスク会食を繰り返し、猛バッシングの末にテレビの仕事が激減。その近影を週刊誌がキャッチした際も、ネット上は“老けた”の大合唱になった。

「当然、加齢もありますが、芸能人は人前に出ない生活が続くと、一気に老いが来てしまうのでしょうか。張本氏には、健康に留意しつつ、たまには公の場に出てきてもらいたいですね」(前・同)

 また張本氏の威勢のいい「喝!」を聞きたいものだが――。