中森明菜(58)が帰ってくる。
「2023年12月24日に公式YouTubeが始動。今年に入り、ラジオ出演、未発表曲の発売、周年グッズ発売など動きが活発になっています」(音楽ライター)
“金儲けに走った”と批判
そして明菜の誕生日である7月13日を挟んだ、12~14日にファンクラブ会員限定イベントも開催。彼女がファンの前に立つのは、2017年のディナーショー以来、6年半ぶりのこと。
「イベントのチケットは税込み7万8430円。“チケット代が高すぎる”“金儲けに走った”などの声も一部で上がっていました。ちなみに2017年のディナーショーは料理等もろもろ込みで4万8000円でしたね」(同・音楽ライター、以下同)
明菜といえば熱狂的なファンが多いことで知られるが、その価格設定もあってか、チケットの購入(抽選)について楽観視する者も少なくなかった。
《(誕生日である)13日以外は、全員当選レベルじゃないかと思ったり。特に平日金曜の公演》
しかし、フタを開けてみると、
「12日から14日まで全5公演あるのですが、購入申し込みが殺到し、かなりの数の落選者が出ています。SNSや掲示板には、長年のファンと思われる人の、悲しみに暮れる声が多数上がっていて……」
《全敗したわ 3つも申し込んだのに 3つ全部当選したら23万払う覚悟してたのに》
《涙が止まらないし、今後何を糧に生きていけばいいのかわからなくなってる》
「健康面も含めた明菜さんの近年の活動状況、また昭和の時代に生まれた“芸能界の闇”に巻き込まれたような噂なども相まって、明菜ファンは、単に“好き”というレベルを超えて、人生をかけて応援しているという人が少なくない印象です。ただでさえ本人に直接会える機会はかなり限られている。落胆という単純な言葉では表現できないですね」
運営に殺到した“不公平”クレーム
今回のファンクラブ会員限定イベントは、全5公演に対し、複数公演に申し込みをすることができた。そこで“全敗”した人がいた一方で複数当選した幸運なファンも。しかし、おそらくこれが原因のひとつとなり、ファンクラブ運営に怒りが向けられることになってしまい……。
「かなりの数の落選者が出たことを前提に、一方で複数当選した人がいたこと、そしてそれをSNSに投稿した人がいたことで、ファンクラブ運営にクレームが入ったようです。内容は“昔からファンクラブに入っているのに落選しました。なぜ考慮してくれないんですか?”“複数公演当選している人をSNSで見ました1人1公演までにしてくれませんか?”といったものです」
そのため運営側は異例ともいえる対応を取った。
「運営側は当選発表から間もなく“公正に抽選している”といった旨の声明をメールで送付しました。わざわざ言わなくていいとも思う内容ですが、クレームがかなりの数届いたため致し方なかったのでしょう。正直、“運がなかった”としか言えないのですが、特に全敗した人が複数当選に対して文句を言いたい気持ちはわからないでもないですね……。今回のイベントの映像化など、なんらかの施策が今後取られるといいのですが」
これを機に明菜がファンの前に立つ回数は増えるか─。