《緊張の初投稿》
5月15日、こんな言葉を添えてインスタグラムで自撮り写真をアップしたのは、加藤あい(41)。2017年のドラマ出演以来、芸能活動から離れていた彼女が、SNSを始めたことで、
《相変わらずキレイな人》
《美しさの基準があまりにも低くなったZ世代の男女に、本当のキレイを示してくれる女性》
など、容姿をたたえるコメントが多く寄せられた。これまで“沈黙”していた加藤だが、6月から女性誌のレギュラーモデルを務めることが発表され、その顔見せのためにインスタを始めたようだ。
ふたりへの世間の反応は両極端
その一方で、
《時間がたてば忘れる、こんなナメた考えはやめるべき》
《復帰するなら、それなりのケジメをつけるのが普通だろ》
と、SNS上でディスられているのが昨年、10年ぶりに芸能活動を再開した、ほしのあき(47)だ。ほしのといえば約10年前に起きた、芸能人たちがペニーオークションで落札を装い、ステマ投稿していた『ペニオク騒動』で、事情聴取まで受けていた。
当時、自身のブログで経緯を説明し謝罪もしていたのだが、世間では“禊ぎ”が済んでいない、と考える人が多いようだ。
「2人を比較するものでなく、別々に出た記事に対して、これだけ反応が両極端になるのは面白いですね」
とは、芸能評論家の宝泉薫氏。意外なのは、加藤に対する世間の反応だという。
「ほしのさんについてはペニオクのこともあるので、バッシングを受けるのはある程度わかります。ただ加藤さんについては、なぜここまで好印象なのかな、と」(宝泉氏、以下同)
デビュー当時“ポスト広末”と期待された加藤。しかし、
「だいたい“ポスト~”というのは大成しないのが世の常です(笑)。加藤さんも、女優として突出した代表作がないんですよね。“ポスト~”という存在は緩やかにフェードアウトしていきますが、加藤さんの場合は大もとの広末さんが不倫でコケてしまった(笑)。超えなくてはいけない“壁”のハードルが下がったことで、高評価につながったのかもしれない」
活動再開後の展望は
確かにSNS上では《当時から広末よりもキレイだった》といった声も上がっている。
さて、ほしの、加藤ともに約10年ぶりに活動再開するが、もともとの立ち位置が違う2人。これからの活動はどうなっていくのだろう?
「今回、加藤さんがインスタを開設し、女性誌のモデルをやることは、ある意味、世間に彼女にどれだけの“価値”があるかを見極めるためなのかなと。好評なら、CMやドラマなどのオファーも舞い込んでくると思います。
ほしのさんは……、やはりペニオクの影響でCMなどは厳しいでしょう。あとは深夜のバラエティーなどで、“あのころ口説いてきた芸人”などの緩い暴露話や、昭和のおばさんタレントが物申す、みたいな立ち位置、デヴィ夫人ほどではなくても、そういった立ち位置を狙うのが生き残れる道かと。上昇志向の強い人なので、復帰できるならいろいろと考えると思います」
“使ってほし~の”というおねだりは、どこまで通用するのか?