“ゆきぽよ”こと木村有希

「ほぼ元通りになってきましたね。ありがたいことに」

 タレントのゆきぽよこと木村有希が、6月1日の深夜に放送された『二軒目どうする?~ツマミのハナシ~』(テレビ東京系)に出演。MCを務めるTOKIO松岡昌宏に現在の活動について問われ、冒頭のように“復活”を宣言したのだった。

《ギャル飽きたから辞める。》

「2021年1月に知人男性が薬物を使用して逮捕され、自身も尿検査を受けていたことが『週刊文春』に報じられると、ゆきぽよさんのメディア露出は激減しました。当時はギャルタレントの中でも頭一つ抜けた存在でバラエティー番組に引っ張りだこだったものの、予定されていた番組出演や広告は報道を受けてほぼゼロになったとか。最近になってようやくテレビでも見られるようになりました」(ワイドショースタッフ、以下同)

『二軒目どうする?』だけでなく、ゆきぽよのことを気に入っていた上沼恵美子がMCの『クギズケ!』(日本テレビ系)など、バラエティーへのゲスト出演は確かに増えている。さらに、WEBドラマ『余命3カ月のサレ夫』や5月17日に公開された映画『家出レスラー』への出演など、役者にも挑戦。

 最高年収は“6000万円”も、騒動直後の1年間は“無収入”だったと明かしたこともあった。文字通り、ゼロから再出発に成功しつつある。

インスタグラムのフォロワー数は70万人を超えていて、実はゆうちゃみさんより多いんですよ。Xでも、《ギャル飽きたから辞める。》と投稿した清楚風ショットが6万近くのいいねを獲得していました。その知名度はいまだ健在ですから、これからどんどんメディアへの露出は増えていくのではないでしょうか」

 とはいえ、タレントとしてのイメージが何よりも大事な広告への起用はまだまだ先になる……かと思いきや、すでにゆきぽよは“大役”を掴んでいた。

ブランドアンバサダーに抜擢

 6月1日、業界最大級の累計会員数3500万を誇る恋愛マッチングサイト『ハッピーメール』が、ゆきぽよをブランドアンバサダーに起用したことを発表。ホームページには一面に彼女の写真が掲載されている。

「ゆきぽよさんは2年ほど前からハッピーメールの運営するYouTubeチャンネルにレギュラー出演していて、みちょぱさんの夫である大倉士門さんとMCを務めていたことも。地道に積み上げてきたその活躍ぶりが評価され、今回の起用に至ったのだと思われます。ブランドアンバサダーはいわば企業の顔ですから、ハッピーメールはゆきぽよさんに対する負のイメージが全くないと判断したのでしょう」(スポーツ紙記者)

『ハッピーメール』ブランドアンバサダーを務めるゆきぽよ(公式ホームページより)

 若者に限らず、幅広く世間に浸透している恋愛マッチングサービス。そのブランドアンバサダーともなれば、多額の広告収入が見込めるだろう。つい2、3年ほど前の無収入時代がもはや遠い昔の話のようだ。

 みちょぱ、ゆうちゃみ、めるる、藤田ニコルらが勢力を争うギャルタレント界。カムバックしたゆきぽよは、再び覇権を握ることができるのだろうか。