山下智久が主演を務め、毎週水曜夜10時に放送中の『ブルーモーメント』(フジテレビ系)。
「山下さんが演じる気象研究官を中心に、医師やレスキュー隊員などで構成された災害対策チーム『SDM』が、気象災害を予測して人々を救う物語です。本田翼さんが演じる山下さんの婚約者の死にまつわる“真実”が徐々に明かされて、物語は佳境に突入しています」(テレビ誌ライター)
撮影も終盤に差しかかっている一方で、プライベートの山下は“リラックスモーメント”を過ごしていた。
「5月中旬の夜、都内のオシャレなカフェに山Pがいました。堂々とテラス席に座って炭酸水を飲みながら、友人らしき外国人男性と英語で会話をしていて。山Pが聞き上手なのか、外国人男性はとても楽しそうに話していました」(目撃した男性)
週刊女性は、2023年11月にも、同じ外国人男性との“密会”を目撃している。このときは都内の焼き鳥店を訪れており、山下はトレーニングのアドバイスを聞きながら、ひたすら“uh-huh”と相づちを打っていた。こうした“いつもどおりの”日常が仕事も充実させているのか、
“月9より水10”に力を入れ始めている
「『ブルーモーメント』第1話の見逃し配信は、放送後1週間でTVerとFOD合計275万回再生を突破し、歴代“水10ドラマ”で最高を記録。それ以降も、FODランキングでは常に上位。TVerのお気に入り登録数も98万を超えています。実は、これはフジテレビの狙いを山下さんが実現させた形。フジは現在“月9より水10”に力を入れ始めているんです」(テレビ局関係者)
“フジドラマ=月9”というのは、今や過去の話なのか。フリーテレビプロデューサーの鎮目博道氏に聞いた。
「そもそも現代のライフスタイルでは、月曜日の夜9時に落ち着いてドラマを見られる人が少ない。そうした環境で、どうにかテコ入れしようとして、“月9”はコンセプトもターゲットも迷走しています。また、月曜日は日本テレビ系の夜9時『しゃべくり007』から夜10時『月曜から夜ふかし』の流れが女性ウケがよいので、視聴者は日テレに流れて“月9”は数字が取りにくい状況になっています」
裏は男性向けの「水ダウ」「報ステ」
一方“水10”の裏番組は、
「人気のTBS系『水曜日のダウンタウン』とテレビ朝日系『報道ステーション』ですが、男性が主なターゲットです。ライバルとなるような女性向けの番組が少なく、ドラマを放送するのに適した枠なんです」(鎮目さん、以下同)
さらに、4月から日本テレビ系の“水10”がドラマ枠からバラエティー枠に変わり“ライバル”が消滅。
「そこで、フジが“水10”でヒットドラマを連発できれば、視聴者が定着する可能性があるので“月9より水10”で勝負しようとしているのではないでしょうか」
山Pの救助のおかげで、フジドラマは“ブルー”から“カラフル”に!?