2009年に覚せい剤所持容疑で逮捕され、世間に衝撃を与えた酒井法子。清純派アイドルのイメージを打ち砕くような当時の報道を鮮明に覚えている人も多いだろう。そんな彼女が完全復活の兆しを見せている。
53歳とは思えない美貌の酒井法子
1月14日におこなわれたイベント「東京オートサロン2024」のライブステージに出演した酒井は、ピンク色の煌びやかなミニスカ衣装で登場。2023年リリースの新曲や代表曲『碧いうさぎ』を披露し、今年で53歳とは思えない美貌と透明感のある歌声で会場を沸かせた。
7月13日には香港でのコンサートを予定しており、先行販売分のチケットは30分で完売。翌日の追加公演が決定しているほどの盛況ぶりで、海外人気の高さを見せつけた。3月にプロモーションのため香港を訪れた酒井は、現地で撮影した写真とともに《こんなに嬉しい事あっていいの?》《法子泣いちゃう》とインスタグラムに感激の思いを綴っていた。
この朗報にファンからは、
《さすがアジアのスーパースター》
《まさにアジアの歌姫》
《我らが姫が大スターなんだと再確認しました》
といった祝福のコメントが寄せられた。
「酒井は3年間の活動休止期間を経て、2012年に芸能界へ復帰しました。とはいえ覚せい剤のイメージがなかなか拭えず苦労したようです。芸能人の覚せい剤所持がニュースになるたび、酒井の事件も想起されてしまいましたからね。地道に活動を続けて、近年ようやく活躍の場が増えてきた状況です」(芸能ライター)
メディアへの露出も活発化
最近ではメディアへの露出も活発化している酒井。2023年には『テレ東音楽祭2023夏』(テレビ東京系)、『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)と立て続けに歌番組に出演し、自身の代表曲『碧いうさぎ』を披露している。
特に『テレ東音楽祭2023夏』は酒井にとって同局26年ぶりの歌番組出演だったことや、トークパートでかつて大流行したのりピー語を振り返ったことなどが話題になり、「のりピー」などの関連ワードがXで続々とトレンド入りした。
さらに今年の5月には、森田健作がパーソナリティを務めるラジオ番組『森田健作 青春の勲章は くじけない心』(ニッポン放送)にゲスト参加。かつて酒井が出演していたバラエティ番組『モモコクラブ』(TBS系)の出身である西村知美、杉浦幸と共演し、アイドル時代の話に花を咲かせた。
「覚せい剤は再犯率が高いのですが、酒井は2009年から現在までの約15年間、再犯の気配がありません。事件のマイナスイメージが定着してしまったのは事実ですが、アイドル時代からの根強いファンは国内外に多くいます。ファンに支えられて、今後の活動もさらに活発化していくのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)
果たして酒井は《過去のニュースがチラつく》という声を払拭し、完全復活を果たせるのか。長年支えてきたファンのためにも、このまま順調に活動を続けてほしいものだ。