『ブルーモーメント』公式サイトより

 気象庁気象研究所の研究官でありながら「特別災害対策本部」の一員でもある主人公が、最愛の人の死の謎を追いながら活躍する水10ドラマ『ブルーモーメント』(フジテレビ系)。

ベテラン俳優の登場が物議

 山下智久がおよそ5年ぶりに民放ドラマの主演を務めるとあって注目を浴びている一方で、第8話から“とあるベテラン俳優”が登場すると、

《問題児集めて注目度上げる気?》

《見たくなくなった》

 という声があがってしまった。

 とある俳優とは、伊藤英明のこと。そもそも主演を務める山下智久も“問題児”のひとり。2020年8月には、『文春オンライン』で未成年と飲酒&お持ち帰りした疑惑が報じられている。今回の主演が決まった際も、当時の問題がうやむやになっていると感じた視聴者も多かったようで、ネット上では

《あの問題は結局どうなってるの?》

《フジテレビ的にはあの件はお咎めなしなんだ》

 といった声があがっていた。

「この騒動によって活動を自粛した山下さんですが、活動自粛時の事務所の発表によると、一応事前に女性の年齢は確認していたとのこと。未成年という認識はなかったといいます。また相手女性は、騒動後に知人を通じて山下さんから自身の状況を気遣う連絡をもらっていたことをSNSのライブ配信で明かしていました。こういった対応があったからこそ、山下さんの件は大ごとにならず、今回のドラマ出演も叶ったのかもしれません」(芸能ライター)

『ブルーモーメント』に対する批判はヒートアップ

伊藤英明

 しかし、第8話に伊藤英明が出演したことで『ブルーモーメント』に対する批判はヒートアップ。伊藤といえば2014年に女性2人と乱痴気騒ぎしている写真を『フライデー』に報道され、多くの批判を集めた過去を持つ。

 堀江貴文も自身のYouTubeにて《伊藤英明はヤバい》と語っており、動画内では編集者・実業家の箕輪厚介も《伊藤英明が女性をバイクで掻っ攫っていった》という衝撃エピソードを話していた。

女性関係の話題が悪目立ちしている伊藤さんですが、自身の代表作とも言える『海猿』(フジテレビ系)の原作者に対する“非礼”も物議となりました。原作者の佐藤秀峰先生は、今年2月にメディアプラットフォームのnoteに『海猿』の撮影現場へ挨拶に行ったエピソードを投稿。

 それによると、撮影前でピリピリしていた伊藤さんはプロデューサーにむかって《原作者?しゃべんなきゃダメ!?》と吐き捨てたそう。佐藤先生は《嫌なヤツだと思いました》とも記しています。この暴露に反応し、伊藤さんは自身のInstagramにて《『海猿』は僕にとって一生の財産です》など投稿しましたが、特に謝罪の言葉もなく、《もはや煽りにしか聞こえない》など、さらに批判を招く事態になりました」(前出・芸能ライター)

 そんな嫌われ者状態の伊藤だが、ノストラダムスの予言を信じて修行に明け暮れた男たちの青春を描いた2022年の映画『KAPPEI カッペイ』での主演は大好評だった模様。個性的なキャラを演じる振り切った姿がかなり話題になっており、《過去に色々あったけど、あの路線なら応援できる》といった声も。

 残念ながら『ブルーモーメント』では議員役ということで『KAPPEI』のような役柄にはならなそうだが、その演技力で悪評を打ち消すことができるだろうか。今後の伊藤にも注目したい。