日常の気になる疑問を解決!おいしい桃を見極めるプロのワザは?知って楽しいおもしろ雑学を友達や家族にも教えてあげよう。
知って楽しい!おもしろ雑学
Q.おいしい桃を見極めるプロのワザは?
A.割れ目を中心として左右対称で、皮に白い斑点が出ているものがおすすめ。(フルーツジャーナリスト 肥後庵代表 黒坂岳央さん)
夏に旬を迎える桃。香りも良く、果汁がたくさん含まれている桃は、暑い時季のご褒美フルーツにもぴったり。
ただ、桃はちょっぴりお高いので、かたくて甘くないイマイチなものを買ってしまうとかなりショック。スーパーなどで買う時に、見分ける方法はあるの?
「おいしい桃を見分けるには、おしりの形と香りに注目してください」
と教えてくれたのは、フルーツジャーナリストで、高級フルーツのギフトショップ「肥後庵」の代表を務める、黒坂岳央さんだ。
「桃の表面には縦に縫合線と呼ばれる線が入っていて、おしりのような形をしています。この線を中心とした時に左右対称でバランスが取れているとおいしい桃です。
形が歪なものは、成長段階で栄養がうまく行き届いていなかったり、何かしらのトラブルがあった可能性が高く味がぼんやりしていることも。また、桃は熟すと芳醇な甘い香りがするので、香りが良いと高確率で味も甘いです」(黒坂さん、以下同)
また、皮の色が濃いピンク色で、そこに白い斑点が出ているのも、甘い桃の特徴。白い斑点は果実が熟して糖度が上がってきたサインなのだ。
では、おいしそうな桃を選んだつもりでも、カットして食べたらイマイチだった……。そんな時の対処法は?
「冷凍フルーツにして食べるのがおすすめです。皮をむいてひと口サイズにカットした桃を食品用の保存袋などに入れ、冷凍庫で一晩凍らせればできます。そのまま食べても、削ってシャーベット状にしてもおいしいですよ」