「好き嫌い問題は、難しいですよね~」
そう話していた上戸彩(38)。6月23日に放送された『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)に出演したときの発言だ。
「番組では、出演したゲストと縁の深い友人も登場して、ゲストの素顔を明かします。登場する友人は、多くて2~3人ほどですが、上戸さんのときは、友人や共演者らの出演人数が番組始まって以来の最多でした」(テレビ誌ライター、以下同)
上戸彩、親友・ベッキーとの関係は
番組に登場して上戸の素顔を語ったのは、阿部寛、堺雅人、岡村隆史、蒼井優、若槻千夏、斎藤工、平愛梨に加えて、小学校時代からの友人、そして上戸の母親という計9人。10代から女優として活躍。2012年にはEXILEのHIROと結婚をして3児の母親となったが、ファンのみならず芸能界でも愛される存在のよう。
ただ、交友関係が多岐に渡れば、ときには面倒だと感じることもあるはず。冒頭で語った“好き嫌い”とは、もしかして人付き合いが……?
「いやいや、お子さんの食べ物の“好き嫌い”の話でしたよ(笑)。“ブロッコリーになめたけを和えると塩分が出ておいしい”など、主婦としての顔を見せていました。この出演は、6月28日に公開される映画『アンパンマン』で声優を務めたことから、その宣伝のため。かつてTBS系の大ヒットドラマ『半沢直樹』で主人公の妻役も演じましたし、すっかりお母さんのイメージが板につきましたね」
しかし、上戸を語るうえで外せない“大親友”がいるが、今回、上戸が出演した『おしゃれクリップ』には登場しなかった。その大親友というのが、
「ベッキーさんです。ふたりは2004年に放送された上戸さん主演のテレビ朝日系ドラマ『エースをねらえ!』で共演して以来、20年来の親友。独身時代には、お互いのマンションの合鍵を持っており、パジャマパーティーをして、朝まで語り合ったことも。結婚してからも、家族ぐるみでの付き合いです。だからこそ今回ベッキーさんが出演しなかったのには違和感を覚えました」(スポーツ紙記者、以下同)
同じように感じた人は少なくなかったようで、SNSには、
《上戸彩の友だちってやつに親友やといろんな場面で言ってるベッキーが載ってない》
《上戸彩ちゃんのお友達パネルにベッキーちゃんが入っていないですね》
《もう上戸彩の交友歴のところにベッキーってテレビでは言えないのかな》
といった声が。
ゲス不倫が影響か
「番組では、上戸さんの交友関係を紹介するパネルが用意されて、7人の芸能人の顔写真があり、8人目のところが《?》となっていました。ここがベッキーさんかと思いきや、上戸さんのお母さんだった。小学校時代の友人は一般人なので載せなかったのでしょう。スタジオに登場したのは蒼井優さんでした」
ベッキーといえば、2016年に発覚した“ゲス不倫”が思い出される。当時、既婚者だったロックバンド『ゲスの極み乙女』の川谷絵音と“禁断の恋”に溺れていた。
「明るくて元気なキャラで、スキャンダルとは無縁のような、クリーンなイメージだったベッキーさんが“ゲス不倫”とは衝撃でした。仕事も激減し、苦しい時期を過ごしたはず。最近はドラマなどに出演していますが、以前のような売れっ子時代には程遠いというのが現状ですね。
今回の『おしゃれクリップ』に登場しなかったのは、かつての不倫騒動が影響しているのではないかと。なにより今回は子ども向け映画の宣伝で、上戸さんが出演されたという経緯もありましたし。ただ、ふたりは今も仲がいいと思いますよ」(前出・テレビ誌ライター、以下同)
というのも、次のような背景があるからだと話を続ける。
「『おしゃれクリップ』では、蒼井さんと上戸さんが家族で旅行にいったエピソードが明かされていました。実は、この旅行にベッキーさんも参加されていたんです。ベッキーさんは、旅行先では蒼井さんと同部屋だったとラジオで明かしています。ベッキーさんの不倫騒動のときも、上戸さんは支えていたようですよ」
人生には山あり谷ありでも、その友情に陰りは見えない──。