ロードオブメジャー(TOWERRECORDSMUSIC公式サイトより)

 2002年、テレビ番組『ハマラジャ』(テレビ東京系)の企画で結成されたバンド・ロードオブメジャー。全国のバンドから選出された4人が集まった“ドリームチーム”的なバンドで、デビューシングル『大切なもの』は90万枚を売り上げる大ヒットを記録。その後も、2007年の解散までヒット曲を連発した。

ロードオブメジャー解散後もそれぞれが音楽活動

 わずか5年で解散した同バンドだが、実は解散後もそれぞれ活動を続けている。意外な活動をしているのは、ベース兼リーダーだった松本賢一。渋谷クロスFMの番組『渋谷全力ドリーム』のラジオMCとして活動し、サポートベースなどで音楽活動も継続中だ。

「ギター、ドラムのメンバーも、それぞれ音楽活動をおこなっています。でもやっぱり一番気になるのがボーカルの北川賢一さんですよね。彼は今、シンガーソングライター・けんいちとして活動中。当時は爽やかイケメンという感じの風貌でしたが、最近は絶妙な長さの髪に無精髭スタイルのようです。ただ、今も相変わらずのイケメンではあります」(芸能ライター)

 そんな北川は、2020年に『じっくり聞いタロウ』(テレビ東京系)に出演。バンドの解散について《寄せ集めというのは難しかった》《話し合いをあまりしなかったのが大きい。(解散危機を)乗り越えられなかった》と語っている。

ロードオブメジャーの曲も織り交ぜて

「解散について語った北川さんですが、当時の活動とは折り合いをつけているよう。ソロ活動のライブでは、ロードオブメジャーの曲も織り交ぜてファンを楽しませています。

 2022年の『Real Sound』のインタビューでは、ソロになってから数年間はロードオブメジャー時代の曲を披露していなかったことも明かしていました」(前出・芸能ライター)

 同インタビューでは《やっぱりどこか抵抗感があったし、それがなくなることはない》《だけど、曲に罪はない。聴いて喜んでくれる人がいるんだから、やらない理由はないですよね》と前向きな気持ちも明かした。

 また昨年の「大洗海上花火大会」では、元メンバーのギタリスト・近藤信政と共演。『大切なもの』や『心絵』など当時のヒット曲も披露している。この様子にファンからは《ロードオブメジャーやっぱ最高》《感動冷めやらぬ……》《また聴ける日がくるなんて……最高でした!》と喜びの声が続出。解散から15年以上経つが、ロードオブメジャーは変わらず愛され続けているようだ。今後も、元メンバーの共演や活躍に期待したい。