タレントの有吉弘行が7月7日放送のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN系)で、昨今のテレビ番組に“物申す“場面が出現した。
有吉の苦言にツッコミ殺到
有吉は5月31日に50歳の誕生日を迎えたが、今は年齢をあまり公にしないと決めているという。有吉は「どんな人にも年齢出す番組あるじゃないですか。女優さんだろうが、なんだろうが。ああいう下品な番組には、もうあんまりそういうのやめてくださいって言ってるんですけど」と苦言を呈した。
これにはネット上で“どの口が言う“ツッコミが殺到してしまった。
《おまえも下品やろ》
《後輩芸人を下品に笑いものにして金稼いでいるのにねえ…》
《自分自身も人の悪口あだ名で有名になってきた人、人のこと言えない》
《下品を売りにして来た芸人に下品と言われた番組てどうなの?》
《スゴいね、有吉!これまで、さんざん、個人をバカにしてきてのし上がってきたのに、 そういう事を言うんだー! おかしくないか?》
有吉といえば“毒舌あだ名芸“を皮切りに、口の悪さで再ブレークを果たしただけに「お前が言うな」といった声が並んだ。
熊田曜子イジりの影響
さらに今回とりわけ有吉に非難が殺到してしまったのは、熊田曜子イジりの影響も大きいと放送作家は語る。
「6月29日放送の『ロンドンハーツ女性芸能人スポーツテスト2024』(テレビ朝日系)で有吉さんは熊田曜子さんを野次り続け、40代の“年齢“についてもイジっています。もちろんこれは番組の“お約束“の一つでしたが、さすがにひどいのではといった声も集めてしまいました」
ネット上でも《こないだの熊田曜子へのディスも下品だったと思うんだけど》《この前のロンハー運動会で思い切り熊田曜子を40代いじりしてましたよね?》といった指摘が聞かれる。
「ロンハー」で熊田の“オバサン“イジりが物議を醸した直後に「バラエテイ番組の年齢ネタ」に苦言とあっては“言動不一致“と言われても仕方がないだろう。
さらに、このところ有吉はラジオ番組での立ち位置を変えつつあると前出の放送作家は続ける。
「『サンドリ』の略称でも知られる有吉さんのラジオ番組は首都圏では放送されず、主に地方局にネットされているため、かつては芸能人や芸能界への毒を多く吐いていました。ただ、最近は番組や有吉さん自身の知名度も上がったためか、世間一般のニュースに対し無難なコメントをすることが多くなりました」
ネット上では《有吉さんも偉くなりましたね》《おじさん扱いされたくないのかな?》《いつの間にか常識人枠にしれっといるのが嫌だ。つまんない毒舌でなぜか這い上がったんだからせめて貫けよと》といった声も。
有吉のゆるやかな“キャラ変“シフトはネットユーザーにはしっかりと見抜かれているようだ。