《やばくない？ くちびる5倍になってる》
7月9日、中川翔子が衝撃的な自身のビジュアルをXに投稿した。
「上下の唇が痛々しく腫れ上がった顔の写真を投稿しました。メイクの影響かもしれませんが、唇の色は真っ赤で、中川さんによると、以前はこうしたことはなかったのに、何かに“反応”したせいなのか、いきなり“腫れが出るようになった”とのこと。ただし、腫れの原因について思い当たる節はなさそうでした」（スポーツ紙記者）
診断によって変わる治療法
突然、唇が赤く腫れるという謎の症状。これは、どういうことなのか。一般皮膚科から美容皮膚科も担当する『いけがき皮膚科』院長の生垣英之医師に聞いてみた。
「画像を見ての所感ですと“クインケ浮腫（ふしゅ）”か“かぶれ”の可能性が高いと思います。2つの違いは、唇の色が赤くなったり、ガサガサしたりなど、表面に変化があるかどうか。変化がない場合は、クインケ浮腫。ある場合は、かぶれと診断することが多いです」
このような症状について、さまざまな原因が考えられるようで……。
「口紅の成分が合わなかったり、食品だったりが原因で唇が腫れてしまうほか、金属の箸などでも症状が出てしまうこともあります」（生垣医師、以下同）
それらの診断によって、治療法は違ってくるという。
「クインケ浮腫は『抗アレルギー剤』の服用。かぶれは塗り薬で治療します。ただ、このような症状は予期するのが難しい。何度も繰り返す場合は“口紅を使用したときや、特定の食べ物や飲酒した後にいつも症状が出る”など、症状が出たときの共通した条件を振り返ることが大切です」
とのこと。ネット上では「オバQみたい」「すぐ病院へ」と心配する声が多数、挙がったほか、
《口紅が怪しい気がしました。喉のかゆみや吐き気、下痢おうとなどの症状があれば食物アレルギーが濃厚かなと思います》
《私も食物アレルギーで、このような症状が出ることがあります》
といったアドバイスも。さらには、
《整形失敗した人みたいになってる》
《唇にヒアルロン酸入れすぎちゃった？》
など、美容医療の影響を疑う声もあった。ただ、中川はその後《アレルギー検査しにきました！ 原因特定できたら良いんだけど》と報告して、7月11日にはTBS系で放送された『ひるおび』に生出演。唇の腫れは治まったようだが、原因をハッキリさせて適切な処置が望まれる。