「基本的にバラエティの仕事はお受けしない」
元TBSアナウンサーの田中みな実の発言が波紋を呼んでいる。
田中は7月14日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に女優の松岡茉優、モデルでタレントの滝沢カレンとともに出演。田中は“フリーアナウンサー”の肩書に違和感を覚えており、「結構ストレス」とも発言。今後は女優業に力を入れていきたいと語った。
「バラエティを一度手放しましょう」
田中は現在、戸田恵梨香、吉瀬美智子、有村架純らが所属するフラームに所属。かつて広末涼子が所属しており、吉瀬が移籍時には「モデルをやめて女優業への専念」を求めた俳優業に特化した事務所だ。
田中も移籍時に事務所側から「バラエティを一度手放しましょう」と伝えられ、番組では「未練があった」とも語っている。
田中といえば2019年に“昼ドラ”『絶対正義』(東海テレビ制作・フジテレビ系)出演を皮切りに数多くのテレビドラマに出演。歌手の浜崎あゆみのデビュー秘話を取り上げた20年放送のドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日・ABEMA共同制作・同系)では、眼帯を付けた謎の秘書・姫野礼香役を怪演した。21年公開の映画『ずっと独身でいるつもり?』では映画初主演、23年の『悪女について』(NHK)ではドラマ初主演を果たしているだけに、やはり女優業に力を入れてゆきたい思いがあるようだ。
だがネット上では冷めた声が並ぶ。
《何か勘違いされているのかも知れませんね》
《バラエティに出てた頃散々フリーアナウンサーを武器に使ってたのに、今更ストレスって。バラエティに戻りづらくなるから余計なことは言わない方がいいと思う》
《むしろ田中みな実はバラエティに出てたからこそ良さがでてたんじゃん。今更女優一本でいきます、フリーアナウンサー呼びはされたくないって散々バラエティにグラビアやってきたりグイグイ出てきてたのにいろいろわがままですね》
このほか《女優になるのがどんだけ難しいと思ってるんだよ》《何か勘違いされているのかも知れませんね。正直、そこまでの演技派ともおもえないのですが…》といった厳しい声も並ぶ。
こうしたツッコミを集めてしまう背景について芸能プロ関係者は語る。
「田中さんはフリー転身後はバラエティ番組では“ぶりっ子”キャラでブレーク。それがドラマ出演にも繋がった経緯があります。何より現在もバラエティを“完全NG”にしていない点も批判を集めてしまうのでしょう」
こうした外野の声を跳ね返すには、やはり田中自身が番組で述べた通り「結果を出す」しかないのだろう。