左から三田寛子、仲間由紀恵、佐々木希

 不倫は結婚生活を脅かす重大な問題で、芸能界でもたびたびこの不倫問題が話題となっている。夫の浮気が原因で離婚を選択する芸能人夫婦は数多いが、一方で関係性を継続するパターンも少なくない。

 そして夫婦関係継続を選択したサレ妻たちは、その対応次第で世間の好感度が上がることも多いようだ。今回はそんな夫婦関係を継続したサレ妻芸能人たちをピックアップしてみたい。

アンジャッシュ渡部建の妻・佐々木希

渡部建

 まず代表格として挙げられるのは、多目的トイレ不倫で好感度が地に落ちたアンジャッシュ渡部建の妻である佐々木希だろう。不倫の内容は極めて下劣なものだったが、佐々木は渡部との夫婦関係を継続。さらに不倫発覚後に第2子をもうけるなど、家庭生活はいたって順調そうだ。佐々木は渡部に対して、

《何十年後に振り返って、この騒動があってよかったんじゃないのと言えるように》

 という優しい言葉をかけたことも渡部の謝罪会見時に明かされ、夫とは対照的に佐々木の好感度は鰻登りとなった。

「佐々木さんは渡部さんの不倫発覚後も仕事に影響が出ることはほとんどなく、ドラマやCMにも出演しています。最近ではYouTubeチャンネルを解説しましたが、生活感を覗かせる初回の動画は300万回再生を超えるなど大反響を呼びました。コメント欄は女性ファンからの応援が多く、好感度の高さが表れています」(芸能ライター)

不倫夫を許した仲間由紀恵

田中哲司と仲間由紀恵

 自身が海外にいる間に、夫である俳優の田中哲司が不倫をしていた仲間由紀恵も、夫を許して夫婦関係を継続。2023年5月25日号の『週刊文春』によると、田中は酒癖、女癖が悪く、そもそも仲間の事務所は結婚に猛反対していたとのこと。

 実際のところ交際中に田中が女性2人と連続で密会し、自宅に連れ込む姿も報じられている。それでも仲間は田中との結婚を望み、事務所に《じゃあ専業主婦になる》と言い放って結婚を認めさせたとのことだ。

「仲間さんは田中さんの不倫報道後に双子の子どもをもうけましたが、出産後も仕事と子育てを両立しており、特に2023年に出演した『大奥』(NHK)での怪演は大きな話題となりました。また2023年のベストマザー賞を受賞するなど、公私ともに非常に充実しているようです」(前出・芸能ライター)

 三田寛子は、夫・中村芝翫の4度の不倫報道があっても関係性を継続。特に2016年の不倫報道時に《これからが彼の男の見せ所だと思います》と夫を叱咤激励したり、笑顔で《離婚はないでーす》とあっけらかんと否定したシーンは《神対応》と世間で称された。これは三田の懐の深さを示すエピソードとして語り継がれている。

 サレ妻芸能人は世間からの同情の声も上がりやすいが、夫の愚行を許すことで印象もよりアップする傾向がある。色々と気苦労は多そうだが、ぜひともダメな夫を踏み台にするくらいのつもりで活躍を見せてほしい。