広末涼子('11年)

 2月の所属事務所からの独立後、Instagramの新アカウント開設、ファンクラブ設置などとことん“攻めた”姿勢を見せているのが女優の広末涼子だ。

 広末といえば昨年6月に『週刊文春』(文藝春秋)に報じられた人気シェフの鳥羽周作氏との“W不倫騒動”後、自身に向けられるバッシングにひるむことなく、常に“前向き”な姿勢を見せている。

 この姿にネット上ではこれまでの批判一辺倒ではない高評価の声も聞こえだした。

《自分大好き。自己肯定感が高くて羨ましい》
《叩かれてるけど普通に好き》
《大学の非常勤講師になってメンタルの講義をやればいいと思うの》

 良くも悪くも広末に向けられる“高評価”の一つがメンタルの強さだ。昨年に広末は鳥羽氏との交換日記が流出したが、その内容は“性”を連想させるワードが散りばめられたもの。人に見られたくないかなり恥ずかしい内容でありながら、広末がダメージを受けている形跡は見られない。

萎縮せずに、あえて攻めの姿勢か

賛否となった広末涼子の全身“ピンク”コーデ(本人インスタグラムより)

 ネット上では《あの内容が晒されて、人前に出られるメンタル本当に凄いと思う》《メンタル最強やな。元々からなのか、一度崩壊してから図太くなったのか》《何も無かった事に出来るメンタルお化け》といった声が並ぶ。

 このほか《広末涼子さんて人はこういう自分を現在進行形で内包しているからどこか現実離れしているようなチグハグな印象を受けるんだな》といった指摘も。

 広末が“常人離れ”した存在であるのは確かなようだが、現在の立ち位置について芸能プロ関係者は語る。

「広末さんも、自身に向けられる無数の批判も織り込み済みでしょう。そこで“萎縮”するのではなく、あえて攻めた姿勢をとことん貫けば評価が変わりだすパターンは、先の東京都知事選で話題となった石丸伸二氏の例を見てもよくわかります。今後は、バラエティ番組などにも進出してくるかもしれません」

 広末のふるまいに賛否はあれども、何かと周囲を気にしがちな今のネット社会では、広末的な生き方はひとつの参照すべきモデルかもしれない。