《目黒蓮くんは暗い顔する役柄は似合わないと思う》
《松村北斗?カムカムの時は微妙な役者と思ってたけど今の西園寺さんはいいね、普通にいそうな父親役合ってる》
《バツイチ子持ち役なんて、康二くんの新境地が見られるかも?どんな演技を見せてくれるのか、楽しみすぎる》
『海のはじまり』(フジテレビ系)に主演する目黒蓮(27)、『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)でヒロインの相手役を務める松村北斗(29)、『マウンテンドクター』(フジテレビ系)でレギュラー出演の向井康二(30)。彼らの共通点は旧ジャニーズ、そして夏の新ドラマで父親役を演じているということだ。
3人の父親役の評価
そんな彼らに対して、冒頭のような賛否のコメントがネットをにぎわせている。
その中で、パパ役が似合う人、似合わない人をドラマウォッチャーのくのいちこさんに聞いてみた。
「目黒さん演じる夏は今のところ、突然現れた娘に戸惑っている段階。なので、娘への態度にまだよそよそしさがあり、父親感はそれほど出ていません。そもそも、あまりにもスタイルがよすぎて、父親のリアリティーが感じられない目黒さん。これからどうやって父親らしくなっていくのか興味深いです。
松村さんはパパ役がすごく似合っていますね。こういうお父さんいそうだなと思えますし、シングルファーザーで子育てを頑張る姿が、違和感なく見られます。松村さんはもともと親しみやすい印象ですし、しっくりハマっているような気がします。向井さんはまだあまり子どもと一緒のシーンがないので、様子見ですね」
父親役が似合うポイントはどこにあるのだろうか。
「演技力はもちろん、その人の持っている雰囲気、親しみやすさなども重要です。もしかしたら、あまり美形すぎないほうがいいかもしれません」(くのいちこさん、以下同)
逆に父親役が似合わない俳優はどのような特徴があるかというと、
「実際に父親経験があるかどうかにかかわらず、個性が強すぎて自分が前に出るタイプだと子どもを見守っている感や包容力が伝わらず、父親役が合わないですね」
父親役がハマらない旧ジャニ
父親役がハマらない旧ジャニタレといえば?
「木村拓哉さんは実生活では父親ですが、キムタクカラーが強すぎて、お父さん感が希薄かも。大倉忠義さんは『知ってるワイフ』(フジテレビ系)で家庭を顧みない役でしたが、そのイメージが強いです」
一方、それぞれの持ち味を発揮した人たちも。
「城島茂さんがNHKの連続テレビ小説『芋たこなんきん』で演じたヒロインの父親役はハマっていました。TOKIOのリーダーとしてメンバーに目配りするように、子どもを優しく見守るところが父親に通ずるものがありました。松本潤さんは『となりのチカラ』(テレビ朝日系)で情けない父親役をうまく演じていましたね」
今のところは松村のひとり勝ちだが、これからの物語の展開で逆転があるのか、3人の演技に要注目だ。