左から『純烈』白川裕次郎、酒井一圭、元メンバー・小田井涼平、後上翔太

 7月21日の『行列のできる相談所』(日本テレビ系)に出演した、ムード歌謡グループ「純烈」のメンバーたち。そこでリーダーの酒井一圭が、純烈メンバーの年収について赤裸々に告白した。

「純烈」メンバーの年収公開に…

『片っ端から喫茶店』(テレビ大阪)に出演し、純烈卒業後の決意について語った小田井涼平(番組YouTubeより)

 芸能人の高収入エピソードには《貰いすぎだろ》《収入自慢か》などの声が上がることも多いが、今回は事情が異なるよう。

 気になる金額は《1500万円くらい》とのこと。これを受けて番組の視聴者からは、

《純烈っておば様にめちゃくちゃセクハラされてるよね。これで1500万円はむしろ安い》

《えげつないセクハラくらって1500万か。意外と貰ってないのね》

《もっと稼いでもいいような活動してるのに。けっこうキツイんだな》

 と、なぜか同情の声が上がっている。

「同番組では、グッズの売り上げやイベントでファンから貰う“おひねり”もメンバーできっちり4等分していることが明かされていました。結成当初の年収が2万5000円だったとも語っており、相当な収入アップではありますよね。しかし、それでも世間から《少ない》という声が上がるのは、ファンとの距離の近さが理由かもしれません」(芸能ライター)

ファンからの“セクハラ”やマナー違反

 実は、純烈はファンからの“セクハラ”やマナー違反に悩まされてきた。整ったビジュアルでも人気のメンバー・白川裕二郎は、昨年11月に自身のXにて《握手しに行ってるのになんでおけつをおばちゃんは触るんだろ。目の前に魅力的なヒップがあるからかもしれんが嫌なもんは嫌なんだよね》と語っている。

 酒井も2019年の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、メンバーの体に触れようとするファンについて言及。メンバーが楽屋裏で《あのババアまた触りやがって!》とブチギレていたことも明かしていた。

「さらに、純烈は昔から“ドサ回り”的な過酷な営業スタイルでも知られています。もはや売れっ子となった現在でもそのスタイルは変わっておらず、今回の『行列のできる相談所』でも、昨年は年間で350公演以上をこなしたと紹介されていました。紅白歌手なのに、いまだにスーパー銭湯での昼夜公演をおこなう日もあるくらいで、この忙しさを知るファンからも《1500万円じゃ少なすぎる!》という声が上がっていますね」(前出・芸能ライター)

 来年3月での脱退が決まっているメンバーの岩永洋昭は、卒業発表時に《全国を飛び回り、多忙ながらも充実した有難い日々を送らせて頂いていました》《その中で、家族と過ごす時間が無くなっていた》とコメント。さらに昨年12月27日に公開された『HOMINIS』のインタビューでは、「今年を振り返って」という質問に対し、白川が《毎年、純烈は忙しいんですけど、今年もやっぱり忙しくって》と回答している。酒井も《もう毎年慌ただしいんですけど、今年も慌ただしくさせていただいて》と話すなど、純烈の忙しさはメンバーも感じているようだ。

 一般的な基準から言えば、かなりの“高給取り”になる純烈のメンバーたち。しかし、その金額以上にメンバーたちは苦労や努力を重ねているのかもしれない。