SixTONES・ジェシーと綾瀬はるか

 7月24日、綾瀬はるかとSixTONESのジェシーの真剣交際が『NEWSポストセブン』で報じられた。

「ジェシーさんが綾瀬さんのマンションに通う“同棲”状態だそうです。同誌の取材に対し、綾瀬さんの所属事務所は《プライベートは本人に任せております》と答えて、ジェシーさんは、個人事務所を通じて《プライベートはお任せください。仲良くさせていただいております。ズドン》と回答。双方、交際を否定しませんでした」(スポーツ紙記者)

 国民的女優と今をときめくトップアイドルとの熱愛報道だが、

《誰もが知っているプロ大女優で本当に良かった》

《綾瀬はるかなら祝福しちゃう》

 と、ジェシーのファンは概ね好意的。

「ただ、取材に“ズドン”という言葉で回答したのは“悪手”でした。ジェシーさんの持ちギャグで、SixTONESには『Mr.ズドン』という曲もある。さらに、コンサートを締めるお決まりの言葉でもありますし、大切な思い出の言葉が熱愛報道で“上書き”されてしまいますから……」(芸能リポーター)

綾瀬を気遣い、撮影をリードしたジェシー

 記事によると、ふたりの出会いは、綾瀬が主演を務めて2023年に公開された映画『リボルバー・リリー』だったという。

「撮影は2022年に行われて、綾瀬さんとジェシーさんは、敵同士として激しいアクションシーンを演じました。劇中での綾瀬さんは、肌が露出したドレス姿の衣装でした。そのため、ジェシーさんは綾瀬さんにケガをさせないようにと気を配り、撮影をリードしたそうです。大変なシーンを共に乗り越えて、クランクアップ後に少しずつ仲を深めていったといいます」(前出・スポーツ紙記者、以下同)

'23年8月、綾瀬はるか主演映画『リボルバー・リリー』の舞台挨拶。ジェシー(左)との共演が出会いのきっかけに

 熱愛報道の直前、ジェシーにはある変化があった。

「7月19日に、個人事務所の設立を発表したのです。ジェシーさんは、自身を代表取締役とした会社を1月15日に設立しており、その会社名は『ZDN』。《グループ活動を軸に新しい分野への挑戦も行いたく思います》とコメントしていました」

 SixTONESのメンバーはジェシー以外にも、

森本慎太郎さんは『TARO's』、田中樹さんは『B and G』、京本大我さんは『Prelude.33』という会社をそれぞれ設立していますよ」(芸能プロ関係者)

 これには、STARTO ENTERTAINMENTが始動し、タレントの契約形態が変化したことが影響しているという。

個人事務所の設立で負うデメリット

 芸能分野に詳しいレイ法律事務所の河西邦剛弁護士によると、

メディアや広告主には、性加害問題の影響でSTARTO社と直接、契約することは避けたいけれど、タレント個人とは契約したいというニーズがあります。そこで、『エージェント契約』を結んで個人事務所をつくれば、それによってメディアや広告主が、彼らを起用予定タレントのラインナップに入れられるというメリットがあると思います」

 ただ、『エージェント契約』にはデメリットもあって、

「事務所が育成や営業をしてくれなくなるということです。特に育成は、一般的に何年もかかること。事務所がそこに長年、投資をし続けた結果、そのタレントがブレイクして広告の仕事が決まったとしても、『エージェント契約』だとタレント個人に報酬が支払われることになります。ビジネス面では、事務所が“投資したお金を回収する”ことは不可欠で専属契約ではないタレントには投資がされづらくなる。また、エージェント契約は各自の自由度が高いので、その結果、事務所の統一的なカラーが薄まっていくことも考えられます」(河西弁護士)

 個人での活動にも力を注ぐ覚悟を決めたジェシー。その先に見据えるのは……。

「やはり、綾瀬さんとの結婚ではないでしょうか。ジェシーさんは以前から、結婚したいと思える相手としか付き合わない主義を公言していますし、綾瀬さんに対しても真剣に向き合っているのだと思いますよ」(前出・芸能リポーター)

 一方の綾瀬も、

「昔から、結婚願望を持ち続けていました。20代前半のころは、どこかかわいらしい“夢”という感じでしたが、年を重ねるごとに周りの友人も既婚者が増えて、結婚を現実的なものとして捉えるようになったんだとか」(綾瀬の知人、以下同)

2025年3月、綾瀬の誕生日が“Xデー”か

2023年2月、映画『リボルバー・リリー』お披露目会見に出席した綾瀬はるか

 ただ、焦っていたわけではなく、

「“なるようになる”と、いずれくるタイミングに、と思っていたようです。綾瀬さんは、一緒にいるとなぜか話をしたくなったり、楽しく自然体でいられるような相手が理想のタイプ。気遣いが上手でどんな人とも仲よくできる、コミュニケーション能力があるジェシーさんは、ピッタリなのではないでしょうか」

 すでに具体的な結婚話が進んでいるのだろうか。

「綾瀬さんは現在、『ユニクロ』や『SK―Ⅱ』など複数のCMに出演しています。結婚する際には、スポンサーに事前報告をするのが一般的ですが、綾瀬さんは現時点ではまだ何も伝えていない様子。すぐに結婚することは考えにくいと思います」(テレビ局関係者、以下同)

 では、いつになるのか?

2025年3月24日に、綾瀬さんは40歳の誕生日を迎えます。この節目のタイミングが“Xデー”になるかもしれません」

 しかし、そこには大きな壁が立ちはだかって……。

2025年1月22日に、ジェシーさんの所属するSixTONESがデビュー5周年を迎えるのです。さらに、同年5月1日には、結成10周年も控えています」(前出・芸能リポーター、以下同)

左からSixTONES・田中樹、京本大我、森本慎太郎の3人も個人事務所を設立している(2024年7月上旬)

 STARTO社のグループは“周年”を大切にしてきた伝統がある。多くの場合、大規模なコンサートツアーや記念アルバムの発売など、特別な企画が行われ、大々的に祝われるのだ。

グループの記念イヤーに水差す行為

「SixTONESもすでに周年に向けた特設サイトが公開されていますから、たくさんの計画が練られているはずです。そんなタイミングで結婚すると、それを受け入れられないファンを傷つけることになり、大切なアニバーサリーに水を差すことになりかねません」

 もちろんジェシー自身も、

個人事務所の設立発表の際に“グループを軸に”と強調していますし、SixTONESへの悪影響は避けたいのではないでしょうか。綾瀬さんも、これまで徹底して極秘交際を続けてきたのは、ジェシーさんの仕事への影響も鑑みてのことでしょう。そのため、結婚の準備はファンの反応も探りながら、慎重に進めていくと思いますよ」

 綾瀬は雑誌のインタビューで、

《異性でホントに気の合う人って、そんなに会えないですよ。生きてる間にせいぜい2回ぐらいじゃないですか?》(『週刊プレイボーイ』2011年10月24日号)

 と話していた。ジェシーがやっと出会えた“ホントに気の合う人”なのかも!?

河西邦剛 レイ法律事務所の弁護士として、芸能・エンターテインメント分野および、刑事分野の統括責任者を務める。メディアにも数多く出演し、講演やセミナーなども行っている