マツコ・デラックス

 タレントのマツコ・デラックスが、サッカー元代表でタレントの槙野智章のInstagramで“すっぴん”姿を披露し話題だ。槙野は7月30日更新のInstagramで「#マツコデラックスさん」「#包容力」のハッシュタグとともに「後ろからすっごい視線感じるんだよなぁ」「オーラあるなぁ…マツコさん優しいんだよなぁ…良い匂いするんだよなぁ」と綴っている。

マツコのすっぴんに驚きの声

カメラマンを見つけたマツコ・デラックスとピースする島崎和歌子

 コメント欄には《このツーショットも貴重だし、マツコさんのすっぴんも貴重だな》《マツコさん、ノーメイクの方がオバサンっぽくてキレイ》といった絶賛の声が並ぶ。確かに写真からは肌の“ツヤツヤ”ぶりが感じられる。

 マツコの“すっぴん”はきわめて珍しい、とは芸能プロ関係者。

「マツコさんの肩書のひとつは“女装家”です。英語ではドラァグクイーンと呼ばれており、基本的にはゲイ(男性同性愛者)が、あえて女性性を強調した派手なメイクや格好をするパフォーマンスです。“低い地声”などギャップを強調することはあっても、素顔を見せる機会はまずありません。

 マツコさんは2019年にはヤマト運輸の『クロネコメンバーズ』のCMに出演。そのうちの1つ“すっぴん編”では、後ろ姿が映しだされ『見たかないだろ、私のすっぴん』とつぶやき、最後まで顔は見せていません

囁かれる“引退説”

 マツコはバラエティ番組などのトークでは「普段はオッサン」な私生活を語るものの、素顔は謎に包まれたままだ。これは、やはり“女装家”としての原則を守ってきたせいだろう。“オフショット”とはいえ、こうした姿を見せたのは、かねてより囁かれる“引退説”も絡んでいるのではと前出の芸能プロ関係者が続ける。

「マツコさんは2020年に約10年にわたり出演してきた『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)を卒業します。テロップ表示のみの唐突な降板であり、コロナ禍もあいまってマツコさんは“芸能界への未練はないのでは”と憶測が飛び交いました。

 その後も各レギュラー番組へは出演を続けていますが、今年に入っても、24年3月18日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で『もう本当に…テレビやめたい』『つまんないんだもの』と“愚痴”を連発しています。このタイミングでの“すっぴん”公開には“意味深”なものを感じます」

 やはりマツコが“電撃引退”する日は近いのだろうか。