櫻井翔

 8月9日の深夜、日本テレビ系の五輪中継メインキャスターを務める嵐の櫻井翔が現地からの中継に出演。新競技ブレイキンの試合を小高茉緒アナウンサーとリポートし、その櫻井の様子が話題となっている。

伝説のレジェンド

 試合前に競技開幕を告げるイベントが行われ、アメリカの伝説的ラッパー、スヌープ・ドッグが大役を務めた。彼の大ファンである櫻井は興奮しながら「何よりも新競技の最初は、ラッパーのレジェンド、スヌープ・ドッグからの始まりです。私としては30年前にCDを買った、もう"伝説のレジェンド"ですし、近いところですと2022年のスーパーボールでもパフォーマンスして、見事な、もう本当にすごいラッパーの方から始まりました」とレポート。

 興奮しながらのレポートだったためか、同じ意味である"伝説"と"レジェンド"を思わず重ねて使ってしまったのだ。

 そんな様子をファンが「興奮しすぎ」と笑う声が多く聞かれる中、こんな声もある。

《さすがダブルパーカーを流行らせた?お方w言葉も【重ねる】んだ》

《あれは衝撃だったが言葉も重ねるとはwww》

 ファンには有名なあの"伝説"を彷彿させてしまい、笑いはさらに深まってしまった。

 「2008年~2013年の約5年間、TBSで放送されていた『ひみつの嵐ちゃん』の人気企画で、テーマに見合うコーディネートを考え採点する『マネキン5(ファイブ)』という企画がありました。その中で櫻井さんはパーカーの上にパーカーを羽織る"Wパーカー"(ダブルパーカー)というコーデを披露し、《ダサすぎる》と話題に。それは長いこと番組内でいじられることとなりましたが、ファンの中でも伝説となり今でも思い出される衝撃シーンなのです」

キャスターとしての実力は

『ネメシス』のロケに臨む櫻井翔(2022年)

 まさかのオリンピックの舞台での興奮の末、言い間違いで失笑を買ってしまった櫻井。実は、彼のキャスターとして実力に対してマイナスな声もあるとテレビ局関係者は言う。

「彼が『news zero』を担当していた時から、カンペを丸読み、下調べせずに現場に来るなど、その姿勢がスタッフ間で問題視されていたとも言われています。今回のオリンピックでも、彼が男子バレーの石川祐希選手など、メダル有力選手へのインタビューを行った際、質問は全てディレクターが考案したという話も」
 
 櫻井がパリ五輪キャスターに決定した際にも、“日テレと旧ジャニーズ” の関係を疑問視する声も多かったため、今回の言い間違いにも厳しい声が聞かれた。

《ヤッパ、カンペが無いと駄目か?》

《自分の好きな思い入れのある競技だけ、ハイテンションで伝えるキャスターなんて失格でしょ》

《何をやっても薄っぺらさしか感じない》

 櫻井は、キャスターとしての“伝説”を作ることができるのか。