芸能界でも注目を浴びやすい、“年の差”がある者同士の恋愛。ネット上では「当人同士が納得していれば」といった意見や、反対にさまざまな心配の声が寄せられることもあるが、X(旧ツイッター)上では近ごろ『東京都立大学ミスミスターコンテスト2024』に出場する女子学生の“持論”が話題になっている。
注目を集めているのは、同ミスコンのエントリーナンバー2番、福光百花さん。コンテストのサイトや《ミス都立大No.2 福光百花》というXアカウントのプロフィールによると、理学部に通う3年生とのこと。
福光さんは8月7日、匿名ツールを通じて寄せられた「親と同じくらいの歳の男性でも好きなら恋愛対象に入りますか?」という質問に《炎上覚悟で答えますが入りません》と回答。自身の父親が《多分51歳》であるとした上で《30も年下の人間と付き合いたがる50歳がまともやと思えない》と主張した。
“いただき女子”にも言及
さらに、犯罪でニュースにもなっている“いただき女子”に言及し、《正直騙される方もどうかと思います。危機感持った方がいい》と持論を展開。続く投稿では《ただ、毎日投票してくださる方、応援メッセージ送ってくださる方は年齢関係なく嬉しいです》とも述べていたが、そんな福光さんの考え方に対し、
《もう応援やめた》
《全おじさんに謝りなさい》
《若いと分からないだろうけどね 子どもからすれば50歳って大人に思えるけどガンガン子どもだからね。心はいつまでも18歳だから》
といった反応を見せるXユーザーもいれば、
《真っ当だし正論》
《炎上も何も至極当然の感覚》
《ごく普通の話なのに、炎上覚悟で言わなきゃいけないのもおかしな話》
など、彼女に賛同するXユーザーも。
「すごい勇気」応援の声も
福光さんはその後、《追記しておきますが、全女性がおじさんを恋愛対象に入れてないわけではないと思います。あくまで私は対象外ってだけです。別に一般化しているわけではないですよ》と補足。
また、8月8日付のポストでは《いただき女子に関しては、前提として詐欺をした女性側が悪い》《しかし、男性側も危機感を持ち、自分の状況を客観視して、適切な判断をして欲しい》といったコメントを公開し、翌日には《性犯罪→自衛の有無に関わらず巻き込まれることが多い。詐欺→自衛すれば防げることが多い。これは性別関係なく、どちらにも言えること》《詐欺の被害者を増やさないために発言しましたが、誤解を生み申し訳ありません》と投稿した。
「“恋愛に年の差は関係ない”といった意見が上がるのもわかります。最近も、“17歳差”の高橋一生さんと飯豊まりえさんが結婚して祝福されていましたし、これくらいの年齢差で交際、結婚する芸能人はそれほど珍しくありません。一方、ABEMAのドキュメントバラエティー『愛のハイエナ』では羽賀研二さんと現役女子大生が“41歳差”でカップル成立し、こちらに関してはさすがに引き気味のネットユーザーも少なくなかった。ちなみに羽賀さんはその後、自身のYouTubeチャンネルで”番組のとき以来お会いしてもいない“と関係の発展に至らなかったことを明かしていました」(芸能ライター)
芸能界で言えば、加藤茶&綾菜夫妻は“45歳差”で結婚しており、世代が離れていても”おしどり夫婦“として知られる例もある。一方、福光さんはあくまでミスコン出場者であり、彼女が恋愛に関して“親と同世代は恋愛対象外”という考えを持っていることがここまでの反響を招くとは、“炎上覚悟”とはいえ本人も予想外だったかもしれない。
なお、X上には《ミスコン候補者という人気を気にしなきゃいけない立場なのに、こんなにハッキリ言ってくれるんだ。絶対面倒な輩が湧いてくるのに。すごい勇気だし、自分の意見ちゃんと持っててかっこいい》《福光さんの考えに賛同してる女なので投票させていただきました!》というふうに応援するユーザーも増えている。投票終了は11月4日12時となっているが、投稿による影響はいかに――。