パリ五輪での日本人選手の躍進も記憶に新しいが、次回の五輪開催地・ロサンゼルスですさまじい活躍を続けている大谷翔平。
「日本時間8月15日の試合で2盗塁を記録。その時点で、すでに37本塁打を放っていた大谷選手は、35本塁打&35盗塁の『35―35』を達成しました。この記録はメジャーリーグ史上22人目で、ドジャースでは史上2人目の記録です」(スポーツ紙記者、以下同)
次々と記録を打ち立てていく大谷。前人未到の記録に向けて突き進んでいる。
「8月に入って、打率こそ落としていますが、ホームランと盗塁はハイペースで記録しています。この勢いのままいけば、史上6人目の『40―40』は通過点で、史上初となる『45―45』、さらには50本塁打&50盗塁の『50―50』も夢ではありません」
メジャーリーグで誰も成し遂げていない偉業達成が期待される大谷。故郷も一体となって応援している。
岩手県奥州市では、今年2月に市民アンケートによって『大谷翔平選手ふるさと応援団』のロゴマークが決定。8月9日から市役所などで特製ステッカーの配布が開始された。奥州市の生涯学習スポーツ課に反響を聞いてみると、
合計2万5000枚を用意しているが
「日本全国から問い合わせをいただいている状況です。大変好評で、郵送してほしいというお問い合わせもありますが、それはお断りしております。市民を中心に配布していますが、夏休み期間なので、帰省中の方にもお配りしています」
市内9か所で合計2万5000枚が用意されている。なくなり次第終了だが、どれくらい残っているのか。
「配布する各施設に希望の枚数を聞いて納品しました。予想より早いペースで配布した施設には追加で納品しております。まだ、在庫はあると思います」(奥州市生涯学習スポーツ課)
メジャーリーガーという夢を叶え、多くの人に夢を与えている大谷。そんなスーパースターに自分の夢を届けるプロジェクトも動いている。
「寝具メーカーで大谷選手のスポンサーにもなっている西川株式会社が『大きな夢を見よう!プロジェクト』の一環として、『大谷翔平 DREAM POST』キャンペーンを9月1日まで行っています。全国の一部店舗に設置されているポストに自分の夢を投函。抽選で100人に大谷選手のオリジナルデザインクッションが当たります」(前出・スポーツ紙記者)
書いた「夢」は大谷に読まれる?
気になるのは本当に大谷の元へ届くのかどうか。西川に確認すると、
「ポストに投函いただいた夢を書いた用紙は、大谷選手にお送りいたします。アメリカに送る、もしくは次回の帰国時にお渡しするかは現在、検討中です」
大谷に自分の夢を伝えられるチャンス。すでに大きな反響があるという。
「各店舗で集めている段階ですので、現時点で数量の把握はできておりませんが、大谷選手の手形がついたポストを設置していますので、お客様からは多くの反響をいただいております。対象は大人も含まれますので、たくさんの夢が集まるのではないかと考えています」(西川の担当者)
続々と集まる“聞いてほしい夢”。さあ、大谷とともに夢の向こう側へ。