赤西仁、ガーシー

 8月上旬の深夜、著名人が夜な夜な現れ、大人の遊び場としても知られる東京・西麻布に赤西仁の姿があった。

赤西さんはこの日、芸能人御用達の隠れ家的なバーで飲み会を開催していました。女性を含めた10人ほどの会で、テキーラなどのアルコール度数が高いお酒をあおるなど、派手な飲み方をしていたそうです」(芸能プロ関係者)

 2012年に黒木メイサと結婚し、2014年には旧ジャニーズ事務所から独立した赤西は、ロサンゼルスやハワイなど、海外を拠点にアーティストとして活動してきた。

「2023年12月には、フジテレビ系で放送されている『まつもtoなかい』(現在は『だれかtoなかい』)で日本のバラエティー番組に約10年ぶりに出演しました。番組内で赤西さんは、これからの活動について“来年、日本で芝居をしたい”と意気込んでいました」(テレビ誌ライター)

 以降、赤西は日本での活動を本格化させている。

メイサとの離婚で“夜遊び”グセが再燃

「今年4月から放映されていた日本マクドナルドのCMに出演。さらに、小栗旬さんが主演する来年配信予定のネットフリックス作品に出演することが発表されました。日本での俳優としての活動は、2007年に日本テレビ系で放送されたドラマ『有閑倶楽部』以来となります」(スポーツ紙記者)

 また、2023年12月には黒木との離婚を発表し、私生活にも変化が訪れた。

「赤西さんはかつて、弟の赤西礼保さんや錦戸亮さん、城田優さんらと、六本木や西麻布を中心に飲み歩いていました。彼らは“赤西軍団”と呼ばれていたんです。赤西さんの結婚や海外移住を機に、夜遊びも控えめになっていましたが、離婚をしたことで、かつての勢いを取り戻しているようです」(前出・芸能プロ関係者、以下同)

2023年6月4日夕方、成田空港で逮捕されたガーシー

 冒頭の飲み会では、意外な人物の姿もあったという。

“ガーシー”こと東谷義和さんです。暴露系ユーチューバーとして注目を集めましたが、もともとはアパレルなどの会社経営者でした。また、芸能人の飲み会をセッティングしたり、容姿端麗な女の子を飲み会に呼ぶ“アテンダー”もしており、その経験から芸能界で幅広い人脈を持っているんです」

ガーシーとは“20年近くの仲”の元ジャニ

 “令和のダークヒーロー”として世間に知れ渡ったガーシーだったが、綾野剛ら俳優に対する名誉毀損などの罪に問われることに。

「今年3月に懲役3年、執行猶予5年の有罪判決が確定。裁判では反省に徹していましたが、収監を恐れていたガーシーは、執行猶予が付いたことで小躍りしているとか。現在は、つながりが続いている芸能人と飲み会をすることもあるそう。日本での活動にブランクがあることに不安がある赤西さんが、ガーシーの人脈を目当てに親交を深めていてもおかしくありません

 そんな宴会が開かれる一方で、2人の急接近に胸をザワつかせている人物がいるようで……。

山下智久さんです。ガーシーとは20年近くの仲で、かつて飲み会を共にすることも多かったとか。ガーシーは過去の暴露動画で山下さんのことを“容姿や年齢にかかわらず、どの女の子に対しても優しい”と、その人間性を絶賛していました

 山下のほうも、ガーシーを信頼していたという。

'12年、赤西仁の弟の誕生日を祝うために集まった“赤西軍団”。左から弟の赤西礼保、仁、山下智久

「過去に起こった赤西さん、錦戸さんと自身のトラブルについて、ガーシーに胸の内を明かしていたそうです。山下さんはかつて、“赤西軍団”として2人と夜の街に繰り出していて、いわば“親友”だったのですが、2014年の“携帯持ち去り騒動”がきっかけで2人とは距離を置くことになったんです」

赤西と山下、続く10年間の断絶

 “携帯持ち去り騒動”とは、山下が器物破損で書類送検された事件。

「当時、3人は飲んだ帰りだったのか六本木の路上にいたんです。そこに居合わせた男女カップルと、赤西さんと錦戸さんが口論になり、その様子を女性が携帯で撮影したんです。山下さんは“動画を消してほしい”と交渉しましたが、女性が応じず、最終的には焦った山下さんが女性の携帯を取り上げて持ち去ってしまったのです」

 結果として山下だけが、矢面に立たされることに。

「その後、山下さんは主演映画の舞台挨拶で騒動について謝罪しましたが、赤西さんと錦戸さんは山下さんを気遣うことはまったくなかったそうです。一方で、ガーシーは渦中の山下さんをずっと励ましていたことを明かしていて、この騒動を機に山下さんは赤西さんと“縁を切った”そうです。騒動から10年がたちますが、2人の関係は断絶したまま。しかし、今になって当時自分を心配してくれたガーシーと赤西さんが親交を深めていることに、山下さんは複雑な思いを抱えているに違いありません」

 “令和のダークヒーロー”が2人の仲をうまく“アテンド”する日は来るのか。