8月19日、Snow Manの岩本照が主演する舞台『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』が開演した。
「レオナルド・ディカプリオが主演した映画をミュージカル化したのが本作です。岩本さんは、パイロットや医師になりすました天才詐欺師を演じています。2022年にも岩本さん主演で初演が打たれており、今回は同じキャストでの再演となっています」（スポーツ紙記者、以下同）
開演1時間前の中止発表
東京で27公演、大阪では8公演が予定。初日の東京公演は無事に幕を開けたばかりだったが……。
「東京公演2日目の8月20日、昼公演が開演まで1時間を切っていたところで急きょ中止が発表されました。ヒロインを演じていた仙名彩世さんの体調不良が理由ということでしたが、その日の夜公演は代役を立てて何とか公演を再開することができました。当面の間は配役を変更して公演を続けるそうです」
SNS上では、公演を楽しみにしていたファンたちの複雑な思いが綴られている。
《体調不良は仕方がないことだけど、人生で一番落ち込んだ日になりました》
《当たり前だけど、会場にまで行ってたのに、そこで中止を知るなんて……。いくら何でも発表が遅すぎだよ》
《急きょ中止になるほどの理由がただ“体調不良”って、これだけの説明じゃ納得がいかない》
と、キャストの体調不良には理解を示しつつも、運営の対応に不満を抱いているファンもいたようだ。
「チケットはS席が14,000円、A席が10,500円、B席が8,000円という3種類でしたが、中止による払い戻しではなく、振替公演を希望しているファンが多いようです。岩本さんが主演ということで、チケットを購入するのにかなりの倍率をくぐり抜けなければならなかった。ファンにとってこのチケットは、金額以上の価値があるのです」（アイドル誌ライター、以下同）
気になる運営の対応
舞台を主催する『キョードー東京』に公演中止に至った経緯などを問い合わせたが、
「現在、ホームページで発表している通りとなっております。8月20日の公演中止について、これ以上の詳細な内容を発表する予定はございません」
とのこと。チケット代金の払い戻しなど、今後の対応については、
「追ってホームページにて発表いたします」
という。
ファンが納得できる対応が望まれる。