月9『嘘解きレトリック』W主演の鈴鹿央士、松本穂香

 フジテレビの看板ドラマ枠である「月9」。10月からは、少女漫画を原作とした『嘘解きレトリック』が放送されることが決定した。8月26日には鈴鹿央士、松本穂香のW主演も発表。

期待の声が上がる一方で

鈴鹿央士、透けそうなほどあふれ出る透明感。美肌に明るめカラーの浴衣が映えている(写真/公式SNSより)

 《原作好きだから楽しみ》《演技力ある2人だから、期待できそう》という声も上がっている。その一方で、

《なんかイメージと違う2人だなあ》

《年齢全然違うし、どういう設定でドラマ化するつもりなんだろう?改悪されないか心配》

《2人とも良い役者だけど、設定と全然違くない?》

 と、原作を知る人からは疑問の声も相次いでいる。

「同ドラマの原作は、『別冊花とゆめ』で連載されていた同名の人気コミックです。松本さんが演じる浦部鹿乃子は“人のウソを聞き分けられる能力”を持っており、鈴鹿さん演じる探偵・祝左右馬とともに事件を解決していくというストーリー。特に原作ファンが疑問に思っているのが、2人の年齢設定です。原作では鹿乃子は16歳。一方の左右馬の年齢はハッキリ明かされていませんが、鹿乃子よりもひとまわり程度は年上に描かれているように見えます」(芸能ライター)

 しかし、主演の2人の年齢は原作から大きく離れている。鈴鹿は現在24歳で、松本は27歳。2人の年齢差すらも原作とは“逆転”しているのだ。他にも、《鈴鹿くんってかわいい系すぎて、左右馬のキャラと微妙に合ってない気がするんだよな》など、キャラの雰囲気と役者とのギャップを感じる人も少なくないよう。

大人気の『ガリレオ』シリーズを手掛けた制作陣

「同作の制作陣は、監督が西谷弘さん、プロデューサーは鈴木吉弘さんという組み合わせです。このコンビは、大人気の『ガリレオ』シリーズを手掛けた2人でもありますね。

『ガリレオ』シリーズは、東野圭吾さんの小説が原作。ドラマでは福山雅治さん演じる主人公と相棒の女性刑事を中心に物語が進みますが、実は原作では男性刑事が主人公の相棒を務めていました。この“改変”も原作ファンからは賛否ありました」(前出・芸能ライター)

 とはいえ、実写の『ガリレオ』シリーズが大成功を収めたのも事実。2013年の第2シーズンでは、初回から4話連続で視聴率20%超えを記録し、平均視聴率も19.9%と同時期のドラマでダントツの人気を誇っていた。

 現時点では、主演以外のキャストやドラマ版の詳細な設定は公開されていない『嘘解きレトリック』。果たしてどのような演出・設定になるのか、続報を待ちたい。