日本時間8月24日に行われた試合で、MLB史上6人目となる1シーズンでの“40本塁打40盗塁”を達成した、ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平。出場126試合目での達成はMLB史上最速。逆転サヨナラ満塁ホームランで「40-40クラブ」入りという偉業には手放しで称賛する声が相次いだ。
《大谷全盛期に生きられることが幸せ》
「日本時間29日に行われた試合では、史上2人目となる42-42を達成しています。43-43の時点でMLB史上初ではありますが、残りの試合数を鑑みると50-50の大記録達成にも期待せずにはいられません。
現在、ナ・リーグのMVP争いは、大谷選手とニューヨーク・メッツに所属するフランシスコ・リンドーア選手の一騎打ちといえる状況。50-50に到達すれば、MLB史上2人目となる両リーグでのMVP獲得の可能性はかなり高まるでしょう」(スポーツ紙記者)
大谷が海を渡って無双する姿には多くの日本人が勇気づけられていることだろう。
《大谷翔平が活躍しているのを生きてる間に見れるこの喜び》
《大谷全盛期に生きられることが幸せ》
《大谷翔平の活躍が1番の活力》
などと、ネット上には日々大谷への感謝の言葉が連なっている。
「ただ、あまりの活躍っぷりに冗談半分で大谷選手の“弱点”を探そうとする人もいますね(笑)。その中で、とあるXのユーザーが大谷選手は《俳句がつまらない》と投稿したことが話題となりました。
大谷選手は今年の春から、伊藤園の『お~いお茶グローバルアンバサダー』に就任しています。そのプロジェクトの一環として、7月8日からは期間限定で『大谷翔平ボトル』が発売されました。パッケージに大谷選手の写真がプリントされ、『お~いお茶』恒例の俳句の欄には大谷選手の俳句が掲載されているんです」(ワイドショースタッフ)
大谷俳句のヒミツ
実際、その限定ボトルを確認してみると、そこには、
《いつの日も 僕のそばには お茶がある(カリフォルニア州ロサンゼルス・30歳・大谷 翔平)》
という一句が。ネット上では《季語が入っていない》などと、ツッコミが入ってしまっていた。
どのような経緯でこの俳句が掲載されたのか。大谷本人が詠んだ句のか。『週刊女性PRIME』は伊藤園の広報担当者に話を聞いた。
「当社は、1989年より、日本文化の核をなす『お茶』と『俳句』を次世代と世界へ発信する活動である『伊藤園 お〜いお茶 新俳句大賞』を実施しています。そこで受賞された作品は『お~いお茶』のパッケージに掲載しています。
『大谷翔平ボトル』に掲載された俳句は、大谷選手と当社が協力して作り上げた俳句です。大谷選手にとって『お~いお茶』は、日本にいた頃から愛飲し、アメリカの生活でも大切な相棒になっています。昔からお茶を飲み、身近な存在、相棒であるということを俳句で表現しています。この俳句に込めた思いと共に、大谷選手と国内外で様々な企画を実施することで、お茶の価値を世界中で一層高めてまいります」
いつの日も、僕らのそばには、大谷がいる。遠いアメリカの地でも、その活躍はファンにとって身近でかけがえのない存在なのかもしれない。