小泉進次郎(左)と滝川クリステル。お互いが見栄えのする“トロフィーワイフ”と“トロフィー旦那”の2人。外見の華は完璧!?

「小泉進次郎氏は8月30日に総裁選への出馬表明をする予定でしたが、台風の接近を考慮して記者会見を延期したそうです」(全国紙記者)

 自民党の総裁選への立候補者が次々と名乗りを上げる中、本命とも見られている小泉進次郎氏がついに動き出すようだ。朝日新聞の行った世論調査では、次の自民党総裁にふさわしい人物として、21%の支持を受け、石破茂氏と並んでトップだった進次郎氏。

ファーストレディーへの期待

 自民党総裁に就くとなれば、それは総理大臣へと続く道が開けることになる。現段階で政策、能力は別として、自民党の“顔”としてはダントツの人気を誇っている進次郎氏だが、彼が総裁、総理大臣に就いたときに注目されるのが、妻の滝川クリステル(46)だろう。

2019年に進次郎と結婚したときから、彼女は“ファーストレディー”になることを、ある程度考えていたと思います。政界において小泉家というブランドもありますし、本人の“光り方”が際立っていて、進次郎はかなりの確率で総理大臣になる人、と周囲からも見られていましたから」

 こう語るのは、芸能評論家の宝泉薫氏。

「日本の歴代ファーストレディーの中でも、ずば抜けたキャラになるでしょう。何せ“お・も・て・な・し”の人ですから(笑)。やはりキャラの立っていた安倍元首相夫人の昭恵さんとは違う意味で注目されるでしょう」(宝泉氏、以下同)

 父親がフランス人、自身も英語とフランス語が堪能という滝川。ファーストレディー候補に躍り出た彼女だが、結婚前の恋愛遍歴を振り返ってみると─。

「サッカー日本代表元監督のトルシエ氏の通訳を務めたフローラン・ダバディ、室伏広治、中田英寿、俳優の小澤征悦といった顔もキャラも濃い面々(笑)がそろっていますね。こんな遍歴の中で、進次郎氏を選んだのは意外でしたが、スポーツ選手や俳優よりも、自分の力をパートナーと一緒に使える政治家に、価値を見いだしたのかなと思います」

「どこに行っても“お・も・て・な・し”」

 スポーツ選手は短い現役時代が華。俳優という仕事に対しては妻が何かできるという部分は少ない。内助の功ではないが、政治家の妻のほうが確かに自分の能力を生かせるだろう。

「彼女自身、上昇志向はすごいと思います。ただ、滝川はルックスや雰囲気から“完璧”というイメージを、世間が勝手にふくらませているのかなという部分はあります。就活でフジテレビを落ちるなど、挫折も味わっているんです。

 でも世間がつくったイメージを利用する才能があって、本人はそれで成り上がってきました。今回、もし進次郎氏が総理大臣に就くことになり、彼女がファーストレディーになったら、周囲から求められていることをうまくこなしていけるのかなと思います」

左から河野太郎、石破茂、小泉進次郎、高市早苗

 総裁選は9月12日告示、27日に投開票のスケジュール。43歳という日本の政界史上、いちばん若い総理大臣の誕生はあるのか?

「どこに行っても“お・も・て・な・し”と言われる」

 と苦笑いしていた滝川だが、その肩書が“総理大臣の妻”にアップデートされる日が近いのかもしれない。