永山瑛太の弟で俳優の永山絢斗が、所属事務所を独立することが判明。9月2日に、事務所の公式ホームぺージで退所が発表された。
垣間見えた事務所の優しさ
事務所の発表には《2024年8月31日をもちまして円満に退社する事になりました》《本人の希望に賛同し、弊社からの独立となった次第でございます》など、永山を思いやるような文言が並び、“円満退社”を強調しているようにも見える。これに世間からは、
《事件起こしたのに解雇もされず円満退社って、事務所の優しさがすごい》
《実質クビでしょ。独立っていうテイにしてくれたのは事務所の恩情だろうね》
《事務所も相当迷惑こうむってるだろうに、解雇じゃなく独立にしたのは懐が深いな》
といった声が続出している。
「事務所からのお知らせにも《皆さまにご迷惑とご心配をかけた2023年の夏から、早いもので一年以上の年月が過ぎました》という文言があるように、今回の件で永山さんの“事件”を思い出す人が多いようです。昨年の6月に、自宅で大麻を所持したとして逮捕された永山さん。9月には執行猶予付きの有罪判決を受けていました。演技力の高さに定評があった俳優だけに、《残念過ぎる》《演技はすごくいいのに、こんなことでつまずくのは悲しい》との声もありました」(芸能ライター)
兄・永山瑛太の厳しい言葉
2023年6月16日の『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)では、兄である永山瑛太への取材の模様を放送。《俺は許さない。それだけですね》《フォローするのどうのとか関係ない》と厳しい言葉を残したのも印象的だった。
「厳しい言葉でしたが、《身内がこのくらい厳しく言ってくれた方がいい》《びしっと言える兄がいてよかったね》と、世間ではおおむね好評のようでした。一方で、所属事務所も《弊社所属の俳優として可能な限り支える》として、契約を継続しています。周囲にはかなり恵まれていたと言えるでしょうね」(前出・芸能ライター)
逮捕時には、主要キャラである“場地圭介”を演じた映画『東京リベンジャーズ2』の公開も間近に控えていた永山。映画は再撮影・再編集などもなく無事に公開された一方で、出演が決まっていた大河ドラマ『光る君へ』(NHK)は降板が決定。事務所もノーダメージとはいかなかったはずだ。
永山自身も、独立コメントでは《大きな力を与えていただいた皆様にいつか恩返しができるよう、これからも日々精進して参ります》と語っている。果たしてこの恩義を返していけるか、今後の活躍に注目したい。