9月6日、自民党の小泉進次郎元環境相が、東京都内で記者会見を開き、総裁選への立候補を正式に表明した。この会見で小泉は、
「今、政治を変えなかったら、この子たちの時代に間に合わない」
と語るなど、未来の子どもたちへの思いなどを30分近く熱弁。しかし、その後行われた質疑応答の場で、予期せぬ事態が発生してしまった。
「小泉さんの株だけが上がった会見」
とあるフリーランスの田中と名乗る記者が小泉に対し、
「小泉さんが首相になってG7(主要国首脳会議)に出席されたら、知的レベルの低さで恥をかくのではないかと皆さん心配しています。それでもあなたはあえて、総理を目指されますか」
と質問したのだ。
「会見ではほかの記者から“小泉さん自身は総理総裁たるに十分な経験・資質が備わっているかとお考えか”など、手厳しい質問もありましたが、まさか本人に直接“知的レベルの低さ”と投げかけるとは……。暴言ともとらえられかねない問いかけに会場は一時騒然としました」(会見に参加した記者)
この質問に対して小泉は苦笑するような表情を浮かべつつも、次のように“答弁”した。
「私に足りないところはあるのは、それは事実だと思います。そして完璧でないことも事実です。しかし足りないところを補ってくれる最高のチームを作ります」
続けて、
「ご指摘を受けたことを肝に銘じて、あいつマシになったな、と思っていただけるようにしたいと思います」
さらに小泉は、環境相時代にベテラン記者に今回と同様に詰められた経験があり、最終的には退任時にその記者から花束を贈られるほど良好な関係を築いたというエピソードを明かした。
「田中さんともそうなれれば嬉しいです」
と最後に締めた小泉。これらの切り返しに対してSNSでは、
《性格の良さがわかる。コミュ力高い》
《小泉さんの株だけが上がった会見》
《アンチに対する神対応が凄すぎて惚れてしまった》
と称賛の声が多数あがることに。
「小泉さんは父親で元首相の純一郎氏の息子であることから“ 親の七光り”と揶揄されたり、何度も同じフレーズを繰り返す言い回しがネット上で“小泉構文”“進次郎構文”とイジられていますが、知名度は抜群。今回の対応で、好感度も上がったと思います」
存在感を増していく小泉。最年少首相&セクシー内閣の誕生なるか。