森田剛と宮沢りえ(2018年)

「俺、食べない。タバコ吸ってきていい?」
「いらない。俺、ちょっとタバコ吸ってくる」

 9月7日放送の『メシドラ 兼近&真之介のグルメドライブ』(日本テレビ系)に出演した、元V6・森田剛の言動が炎上している。グルメ番組にも関わらず、旅先でEXIT・兼近大樹と満島真之介から勧められた料理をことごとく拒否

 挙げ句の果てに「お前(満島)が食ってるところ興味ないわ」と、トークもせずにタバコを吸いに行ってしまった森田。この番組に沿わない、空気を読まない自己中心的な言動に視聴者から《興味ないなら出るなよ》と批判殺到。

 さらに一部始終がネットニュースで伝えられたことで、番組内での傍若無人な態度と、頑なに食べようとしない意固地っぷりが一人歩きしている。

 ところが番組全体で見ると、森田とは旧知の仲である満島が「(食べない可能性)あるよ」と、番組冒頭で兼親にロケの懸念材料を伝えている。しかも、森田が『メシドラ』の趣旨をまったく理解しておらず、最後に「ちょっと反省してる」とのオチをつけては料理を口にしている。

 番組としては、ある意味“台本通り”の展開になったのだが、「彼を知らない視聴者からすれば、感じ悪く映ってしまうのも当然です」と笑うのは老舗芸能プロダクションのチーフマネージャー。

坂本昌行の“指導”にも耳を貸さず

 ジャニーズJr.時代は三宅健との“剛健コンビ”でデビュー組にも劣らない人気ぶりで、勢いのままV6メンバーに選ばれた森田。当時から、故・ジャニー喜多川氏をはじめとする旧ジャニーズスタッフは“素行”に手を焼いていたようだ。

「社会人経験がある坂本昌行が教育係を任されたわけですが、態度や言葉遣いを注意されては不貞腐れていた森田。デビュー後も“一匹狼”とでも言いますか、自分の中のルールみたいなものを持っていて、グループ活動も“仕事”、メンバーも“仕事仲間”とはっきりと線を引いていました。

 そして、どこか昔気質で頑固と言いますか、よく言えば“漢らしさ”なんですが、自分が“コレ”と決めたものは意固地になって譲らないことも。それが顕著だったのが、“彼女”との交際でしたね」(チーフマネージャー、以下同)

2014年、交際を直撃されてMさん(左)を必死に守った森田剛

 “彼女”とは妻・宮沢りえではなく、2014年に熱愛発覚した元人気セクシー女優のMさん。当時は、現役ジャニーズとの交際に“異色カップル”と好奇の目で見られる背景もあった。

翌年にデビュー20周年を控えていたこともあり、ファンの手前、周囲から遠回しに“交際を止めるように”との進言もあったみたいですが、雑音に耳を貸すことなく真剣交際を続け、“グループ脱退”も辞さない覚悟で結婚も考えていたと言います」

彼女との交際に「職業は関係ない!!」

『週刊女性』の取材に対しても、マンションに2人で帰宅ところを直撃すると、それでも交際を公表しない理由を「職業」かと問われて、

「職業は関係ない!! みんな一緒。オレの写真を使ったりとか、名前を記事にすることはいいんだけど、彼女は大変なんです、いろいろ。男はどうとでもできるからいいんだけど、女の人だし、特殊な仕事じゃないですか……」

 と、漢らしく盾になってMさんを守ってみせた森田。

 しかし、その後の2人に何があったのか。2015年にMさんがセクシー女優を引退し、ついにゴールインかと思われたが、森田は翌年の10月に宮沢りえとの“お泊まり愛”をキャッチされたのだった。

『メシドラ』では頑なに食事を拒否する一方で、SDGsを意識してなのか、アイスコーヒーに添えられたストローを使うことなく、グラスを手に持ってぐいっと飲み干しては「いいね」と笑顔を見せていた森田。これも彼にとっての“漢らしさ”なのだろうか。