橋本環奈ヒロインの朝ドラ『おむすび』

 '24年度後期の朝ドラのヒロインは、平成元年生まれでしかもギャル! 阪神・淡路大震災を幼いころに経験し、神戸から福岡県糸島へと移住。個性豊かな家族や高校の同級生などに影響を受けながら青春時代を過ごす中、あるきっかけから人のために役立ちたいと栄養士になることを決意。そこから再び神戸に戻って栄養士を養成する専門学校に入学し、食でみんなを幸せにしようと、夢に向かって突き進んでいく。

朝ドラ初出演となる橋本環奈

糸島に住む個性豊かでいつもにぎやかな米田家の面々

 そんなヒロインの米田結を演じるのは、朝ドラ初出演となる橋本環奈。

「私自身が福岡出身なので、運命的なものを感じていてとっても楽しみです。私はギャルが大好きです。

 ギャルは底抜けに明るくて、物事に対してすごくポジティブな印象があるので、“ギャル魂”を宿しながら演じたいです」と、意気込みを。

 福岡・神戸・大阪を舞台にしながら、平成から令和へと時代が移っていく今回の物語。どんなときでも自分らしさを大切にする“ギャル魂”を胸に、明るく楽しくパワフルに駆け抜けるヒロイン・結の活躍は必見!

先取りSTORY

第1週 「おむすびとギャル」

第1週「おむすびとギャル」

 平成16年、福岡県糸島で農業を営む父・聖人(北村)、母・愛子(麻生)、祖父・永吉(松平)、祖母・佳代(宮崎)と暮らす米田結(橋本)は、高校に入学。幼なじみの陽太(菅生新樹)やクラスメートの恵美(中村守里)と部活をどうするか話し、書道部に入る。一方、校外で博多ギャル連合(ハギャレン)を名乗るグループから勧誘された結は、姉・歩(仲)のギャル時代を思い出し、苦い気持ちになり……。

第2週 「ギャルって何なん?」

第2週「ギャルって何なん?」

 書道部に入った結は憧れの先輩・風見(松本怜生)の指導を受け、書道が楽しくなってくる。一方で、土日は家族や学校に内緒でギャルたちと交流。そんな中、ハギャレンが糸島で開かれるイベントでパラパラを踊ると言い出し、カリスマだった初代総代の歩の妹として、結も強制参加を迫られる。そもそも本格的にギャルになる気はなく、パラパラも踊れない結は、何かと姉と比べられるのにウンザリしてくる。

第3週 「夢って何なん?」

第3週「夢って何なん?」

 結がギャルたちとパラパラの練習をしているのをクラスメートの陽太が発見し、尾行する。結のギャル活動を知らない聖人は書道部のわりに帰りが遅いのを気にするが、事情がわかっている愛子がうまくとりなす。そんな折、ギャルたちから将来の夢を聞かれた結は、これといって思うところはなく、農家を継ぐのが夢だと答える。一方、書道部では恵美が風見の女性の好みを聞き、結がピッタリだと言い出し……。

9月30日スタート連続テレビ小説『おむすび』NHK総合 月曜〜土曜朝8時〜ほか(土曜は1週間の振り返り)