SixTONESにとって初の民放冠バラエティ番組『SixTONESの今日からプロデューサーズ!』(日本テレビ系)が9月15日に放送された。SixTONESの6人が新米プロデューサーとなって知恵と体力を絞り、日本中をハッピーにして回るロケバラエティーと銘打たれている。まずは単発番組でのスタートで、レギュラー化を目指している同番組だが、目玉企画においてファンマナーが物議を醸している。
SixTONESのグッズを掲げる女性たち
「ジェシーさん(28)、京本大我さん(29)、高地優吾さん(年齢非公開)、森本慎太郎さん(27)の4人は、群馬県前橋市にある遊園地『るなぱあく』で開かれた夏祭りで、一夜限りのヒーローショーをプロデュースしました。メンバーがシナリオから考え、体を張ってヒーローを演じ、一見ショーは成功したかに見えました。ラストにメンバーが正体を明かし、会場は大盛り上がりでしたね。
ただ、子どもたちのためのヒーローショーのはずが、放送されてすぐ、観客がやたら多いこと、若い女性2人組などが多数いたこと、そして彼女達がSixTONESのグッズやペンライトを掲げていたことがX上で問題視されることになりました」(芸能プロ関係者、以下同)
ヒーローショーへのSixTONESの参加はサプライズだったが、事前調査のロケでメンバーが訪れていたこともあり、現地の関係者か、ロケを目撃した人からSixTONESが来ることについて情報漏洩があったと見られている。これには同番組を視聴した同じSixTONESファンからも、
《情報漏れてたとしても、VVS(ツアー)タオル持参という非常識というか自己顕示欲の強いオタクのせいで、せっかくのストPの企画なのに終わりモヤついた》
《VVSタオル見えた瞬間に一気に萎えた。お前らのことはお呼びではないから》
《ヒーローショーでVVSタオルとペンラ出したオタク、お前のせいで全部台無しだよ反省しろ》
《極秘!って体でやってるのにスト担っぽい人かなりいたし、それで集客成功!ってなってもそれはプロデュース力じゃなくて本人のブランド力では?って思っちゃった》
と厳しい声があがった。
SixTONES初冠番組に思いを寄せるファン
今回のSixTONES初冠番組に対しては、ファンも並々ならぬ思いを寄せていた。それは同じ事務所のライバルの存在があるからだ。
「2020年に同時デビューしたSnow Manは、同年に初冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)を深夜帯でスタートさせました。今ではゴールデン帯に昇格し、テレビ局がターゲットとする若年層からの評判も視聴率も高く、国民的グループへと快進撃を続けています。
デビュー前はSnow Man以上に知名度のあったSixTONESメンバーでしたが、今やCD売上やソロ活動ではSnow Manとだいぶ開きが出てしまっています。SixTONESもSnow Man同様、メンバー同士のわちゃわちゃ感がファンからは好評ですし、せめて冠番組は成功させて、少しでも追いつきたいところですが、ファンが台無しにしてしまっては元も子もないですよね」
さらに、今回のSixTONES初冠番組放送同日には、すでに国民的グループの地位にいる嵐が結成25周年を迎え、それを記念するBlu-ray発売など6つの発表があった。まずはFC会員にのみ情報解禁し、その後正午に一般に向けても発表されたが、正午までにFC会員からの情報漏洩が無かったことに、X上で「FCメール漏れてこない民度の高さ素晴らしすぎるな天下の嵐は凄い」など、嵐とそのファンが絶賛されていた。
それだけに、SixTONESの冠番組に際して、情報漏れからのファンの自己満足ともとれる行動に対し、
《嵐のファンの民度の高さに感動した後だったからこそストPのVVSタオル持ってきてるファン見て あぁーそっか って落胆しちゃった》と比べる声もあった。
ヒーローショーでのメンバーの頑張りは、胸を打つものがあったのは確かだ。冠番組が軌道に乗れば、Snow Manに負けないくらいの底力もあり、嵐のような国民的グループを目指せるSixTONESだけに、ファンが水を差すことのないようそっと見守ることも大切なのではないだろうか。