アニメ『妖怪ウォッチ』のエンディングテーマ『ようかい体操第一』で大人気となったDream5のメンバーとして'09年にデビュー。
'16年のグループ活動終了後は、俳優・アーティストとして活躍している高野洸が3冊目の写真集を発売する。ロケ地はシンガポールだ。
「会話はほぼ“英単語+?”で乗り切りました!」
「初めて行ったんですが、とても楽しかったです! シンガポールならではのおもしろい場所がたくさんありました。本当に多国籍な文化で、例えば中国系とかアラブ系とか、その地域ごとにガラリとイメージが違うんですよ。その国に行ったくらいの感覚になれて、なんだか得した気分です(笑)」
英語はあまり得意ではないが、頑張って現地の人とコミュニケーションをとったという。
「市場で撮影しているときがいちばん話したと思います。僕の英語力では文章が組み立てられないので、ほぼ“英単語+?”で会話を乗り切って、無事にりんごを買いました(笑)
お店の人におすすめを聞いたら、“どれもおすすめ”みたいなことを多分言っていたので、食べたかったりんごを選びました。いちばんおいしかったものは、初日に現地のスタッフさんがお店に連れて行ってくれて食べたチキンライスです!
お酒は、タイガーというシンガポールのビールが特においしくて毎晩飲んじゃいました(笑)」
写真集の表紙は何百枚もの写真から自分で選んだ。
「どんどん絞っていって最後の8強くらいで迷ったんですが、優勝したのが表紙の写真です。大人っぽくていいかなって。タイトルも自分でつけました。シンガポールに着いたときにふと、シンガポールのスペルって“shin”じゃなくて“sin”なんだ、カッコいいな、と思ったのがきっかけです。
そこに、久しぶりの写真集なので“新”しくて“進”化した自分を見せられたらいいなという思いも込めて、『sin』にしました。1枚1枚の写真をじっくり見てもらいたいです」
今年の7月で27歳になった高野。20代も後半戦だが、30歳になるまでにやりたいことを尋ねると、
「目標は朝ドラに出ることです。実家では毎朝欠かさず、親が朝ドラを見ていたんですよ。放送時間ぴったりになったら、有無を言わさず絶対にNHKにチャンネルを変えるんです。僕が他のチャンネルに変えようとしたら怒る(笑)
それだけ好きで毎日欠かさず見ていた番組に、僕が出たら喜んでくれるんじゃないかなって。少しでも恩返しできたらいいなって思ってます」
プライベートの目標は?
「ゲームが好きすぎるので(笑)、大会に出たいです。カードゲームの小さな大会でなら優勝したことがあるんですよ。
他のジャンルのゲーム、例えばエーペックスとかスマブラとかはとにかく練習時間が必要で難しいと思うので、得意なカードゲームの大会がいいな。20代のうちに、ある程度大きな規模の大会で結果を残せたらうれしいです!」
秋にしたいことは?
松茸食べたいです!
炊き込みご飯とか、土瓶蒸しとか、最高ですよね。子どものころはそんなに興味がなかったんですが、季節を感じられる食べ物が好きになってきました。大人になったのかも。
高野洸3rd photobook『sin』/主婦と生活社10月11日発売!
撮影/齋藤周造 スタイリング/ホカリキュウ ヘアメイク/m.o.